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ビクトレックス・ジャパン・テクノロジー・センターを開設【ビクトレックスジャパン】
2011年10月19日
VICTREX® PEEK™ 樹脂をはじめとする高機能ポリアリルエーテルケトン(PAEK)製品を製造・販売するビクトレックス(本社:英国ランカシャー州、社長:デビット・ハメル)は、日本におけるお客様への技術サポート体制のさらなる強化と拡充を図るため「ビクトレックス・ジャパン・テクノロジー・センター(以下、JTC)」を2011年10月24日に開設します。これに伴いビクトレックスジャパンのオフィスも同所へ移転します。
概要
名称 |
ビクトレックス・ジャパン・テクノロジー・センター |
所在地 | 〒108-0073 東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル アネックス |
連絡先 | Tel. 03-5427-4650 Fax. 03-5427-4651 |
開設年月日 | 2011年10月24日 |
主なサービス内容 —————————- |
● 当社ポリアリルエーテルケトン(PAEK)製品の性能試験と分析 ● 迅速な試作品成形および評価 ● 開発および設計サポート ————————————————————————————- |
主な導入機器 —————————- |
● 全電動射出成形機(高温仕様) ● 鈴木式摩擦摩耗試験機(潤滑・無潤滑/加温) ● 走査型電子顕微鏡 他 ————————————————————————————- |
ビクトレックス・ジャパン・テクノロジー・センター (エントランス、イメージ画)
JTCは日本国内の各種産業のお客様、中でも自動車、公共交通、電気電子、代替エネルギーおよび航空宇宙産業を中心に、ビクトレックスPAEK製品とその成形品の性能分析を軸とした開発や設計のサポートを行います。とくに国内の自動車関連分野でご要望の多い潤滑時の摩擦摩耗評価試験に対しては、当社初となる鈴木式摩擦摩耗試験機を導入しています。また、射出成形機を用いた各種試験片の作成に加え、お客様の成形金型を持ち込んでの試作品成形、部品および金型設計や成形条件の最適化などの評価も可能となります。この新体制によりビクトレックスジャパンは日本のお客様に対して高付加価値となる技術サポートをより迅速かつ緊密にご提供できるようになります。
JTCのテクニカルサービス・マネージャー田中正和は「自動車や電気電子をはじめ様々な産業分野において、日本国内ユーザーの皆様からは、最高レベルの性能を有する当社ポリアリルエーテルケトン製品に見合った、高度な技術サポートを迅速にご提供することを求められています。当社では、厳格な機密保持体制の下、日本国内での迅速な評価・分析、また個々のアプリケーションに固有の試験など、お客様の多岐にわたるご要望に則したサポート体制を構築します。」としており、加えて「JTC開設後は、英国本社にあるVATC(Victrex Applied Technology Centre)、中国・上海のAITC(Victrex Asia Innovation and Technology Center)とJTCを合わせた3つのテクノロジー・センターを通じて、それぞれの特長を活かしながら総合的な技術サポートを提供して参ります。」と話しています。
ビクトレックスは10月25日から幕張メッセで開催される「国際プラスチックフェア2011(ブース番号:41113)」においても、JTCと新しい技術サポート体制について紹介します。
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