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新型「Vクラス」を発表【メルセデス・ベンツ日本】

2015年10月10日

・ メルセデス・ベンツのクリーンディーゼル「BlueTECブルーテック」を搭載
・ 先進の安全運転支援システムやCOMANDコマンドシステムなど、装備が大幅に充実
・ 標準、ロング、エクストラロングの3種類のボディタイプ


メルセデス・ベンツ日本㈱(社長:上野金太郎、本社:東京都港区)は、メルセデス・ベンツ新型「Vクラス」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じ本日より注文受付を開始します。なお、発売は2016年1月を予定しています。

1998年に欧州のミニバンとして初めて日本に導入された初代Vクラスは、ワイドでスクエアなスタイリングと広く上質な室内空間にアレンジ自在なシートを備え、プレミアムミニバンというセグメントを創出しました。その後も、2003年のフルモデルチェンジ、2006年と2011年の一部改良を経ながら、7名乗車のシートレイアウトや左右両側の電動スライドドアなど日本のお客様のニーズにあわせて装備の拡充を図ってきたことで、累計販売台数2万台を超えるロングセラーモデルとなりました。

新型Vクラスは、これまでのVクラスのコンセプトを継承しながらも、走行性能と快適性に加え、安全性や質感などあらゆる面で格段に進化し、最新の「メルセデス・ベンツのミニバン」の名に相応しい圧倒的なプレミアム感を備えて生まれ変わりました。

パワートレインは、すべてのモデルに、世界で最も厳しいとされる日本の「ポスト新長期規制」に適合するため日本専用に開発した2.2リッター直列4気筒BlueTECエンジンを搭載しています。メルセデス・ベンツは、1936年に世界初のディーゼル乗用車を発売して以来、一貫してディーゼルエンジン技術の改善と高度化を進めてきました。クリーンディーゼル「BlueTEC」搭載モデルは、DPF(粒子状物質除去フィルター)でPM(粒子状物質)を除去した排出ガスに尿素水溶液「「AdBlueアドブルー®」を噴射し熱反応によってアンモニアを生成させた後にSCR触媒コンバーターで化学反応(還元作用)を発生させ、有害なNOx(窒素酸化物)を大幅に削減するディーゼル排出ガス処理システムを採用しています。

メルセデスの最新ディーゼル技術であるピエゾインジェクターを用いた最新世代のコモンレールシステムや電子制御可変ターボチャージャーなどにより、最高出力163PS(120kW)、最大トルク380Nmの余裕ある動力性能を発生します。トランスミッションには7速A/T「7G-TRONIC PLUS」を搭載し、エンジンパワーを効率的に活用することで燃費性能と快適性を向上させました。燃費は15.3km/L(JC08モード)と先代の3.5リッターV6ガソリンエンジンと比較して最大+125%*向上しています。
* 社内参考値

Vクラスは、メルセデス伝統のFR(フロントエンジン・後輪駆動)レイアウトを採用しています。エンジンと前輪の位置が自由に決められるので、クラッシャブルゾーンや前輪の切れ角を充分に確保することができ、取り回しやすさと安全性が向上します。また、乗員人数や積載量に関わらず駆動力が路面に伝わるため、走行安定性にも優れています。さらに、長いプロペラシャフトが加減速のショックや騒音、振動を低減するため、上質な乗り心地が愉しめます。

足回りには、定評の「AGILITY CONTROLサスペンション*」を採用しました。フロントにマクファーソン式、リアにセミトレーリングアーム付独立懸架式を搭載。ローダウンするとともにスタビライザーを採用することで、ロールが減少し、高い走行安定性を実現しました。さらに、走行状況に応じて減衰力を調整するセレクティブダンピングシステムを採用し、通常走行時には油圧抵抗を減少させて快適な乗り心地を、ハードなコーナリング時など急激な入力に対しては最大限の減衰力を発揮します。* V 220 d TRENDを除く全車に標準装備

Vクラスのエクステリアは、彫刻的なアローシェイプのボンネットが、スリーポインテッドスターを中央に配したラジエターグリルと連なり、メルセデスらしい気品溢れるフロントマスクを形成しています。ヘッドライトには、走行状況や天候に応じて配光モードを自動で切り替える「LEDインテリジェントライトシステム*」を採用しています。また、サイドビューは、フロントから連なる立体的な2本のキャラクターラインが流れるようなダイナミズムを演出しています。* V 220 d TRENDを除く全車に標準装備

広大な室内空間には、シート、ステアリングホイール、シフトレバーなど随所にナッパレザー*1など厳選された高級素材を採用するとともに、面積の大きなダイナミックな構成のインテリアトリムにより、空間を広く見せると同時に高級感を強調しています。また、間接照明により夜間の室内にラグジュアリーな雰囲気を醸成するアンビエントライト*2も採用しています。
*1 V 220 d AVANTGARDE Extra-longにパッケージオプション設定
*2 V 220 d AVANTGARDE longおよびV 220 d AVANTGARDE Extra-longに標準装備

シートは、堅牢なシートレールを採用したフラットなフロアに2列目は独立シート、3列目はベンチシートを配し、長距離ドライブでも高い快適性を実現します。脱着可能なシートを採用しているため、2列目を後ろ向きにセットして後席乗員5人が向かい合って座れる状態にしたり、後席を2座のみにして室内を広々と使ったショーファードリブン仕様にしたり、2列目と3列目をすべて取り外して荷物を積載したりと、用途に合わせて多彩にアレンジすることが可能です。利便性の高い「収納式センターテーブル*」も備えています。そして、マルチユースに対応する脱着可能なシートでありながら、安全性を高次元で実現するために、2列目および3列目のすべてのシートに3点式シートベルトが一体化されています。* V 220 d AVANTGARDE Extra-longにパッケージオプション設定
さらに、前席左右と後席で独立して温度設定が可能で、設定に合わせた温度と風量を自動調整する「クライメートコントロール(前席左右独立調整)*1&後席専用クライメートコントロール」を採用しました。後部座席の快適性をより高めるために、2列目および3列目用の吹き出し口をルーフトリムと足元にそれぞれ備えています。また座面とシートバックの快適性を高める「シートベンチレーター*2」も設定しています。
*1 V 220 d TREND を除く全車に標準装備 *2 V 220 d AVANTGARDE Extra-longにパッケージオプション設定

ラゲッジルームには、狭い駐車場でも開閉でき小物などの積み下ろしに便利な開閉式リアウィンドウを採用しました。さらに通常シートアレンジ時のラゲッジスペースを上下2つに分割する「ラゲッジルームセパレーター*1」も装備しています。ラゲッジ容量*2は、標準ボディの「V 220 d TRENDトレンド」「V 220 d」が720〜4,500リッター、ロングボディの「V 220 d AVANTGARDEアバンギャルド long」が1,030〜5,000リッター、エクストラロングボディの「V 220 d AVANTGARDE Extra-longエクストラロング」が1,410〜5,500リッターです。
*1 V 220 d TRENDを除く全車に標準装備 *2 ラゲッジ容量はすべてVDA方式

Vクラスにも、メルセデス・ベンツの基本価値である「セーフティ&コンフォート」を体現する最新鋭の装備を搭載しています。長時間走行時のドライバーの疲労や眠気を70以上のパラメーターで検知して注意力低下を警告する「アテンションアシスト」、走行中の横風に対して車両片側のブレーキ制御を行うことでより安定した走行をサポートする「クロスウインドアシスト」を全車に標準装備しています。さらに、追突のリスクを低減するレーダー型衝突警告システム「CPA(衝突警告システム)」、最適な車間距離を自動で維持するとともに先行車が停止した場合は減速して停止する「ディストロニック・プラス」、ドアミラーの死角範囲をレーダーによってモニターして危険性を警告する「ブラインドスポットアシスト」、車線逸脱をステアリングの微振動で警告する「レーンキーピングアシスト」、危険を察知した際に安全装備の効果を最大限に高める「PREプレ-SAFEセーフ®」などを含む先進の安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ*」を設定しています。
* V 220 d AVANTGARDE Extra-longに標準装備。V 220 d AVANTGARDE Extra-longを除く全車にパッケージオプション設定

また、車両周囲の状況をモニターする「360°カメラシステム」、自動操舵・ブレーキ機能により縦列駐車と車庫入れをアシストする「アクティブパーキングアシスト」、前後バンパーに埋め込まれた超音波センサーで障害物との距離を感知して警告する「パークトロニック」を標準装備し、ボディサイズの大きいVクラスの駐車や取り回しをサポートします。

インフォテイメントシステムには、オーディオ、ナビ、電話など各種機能や車両設定の操作をタッチパッドで直感的に行える「COMANDシステム」を標準装備しています。さらに、オーディオは、Sクラスなどにも採用されている「Burmesterブルメスター®サラウンドサウンドシステム*」を設定しています。* V 220 d AVANTGARDE longおよびV 220 d AVANTGARDE Extra-longに標準装備

日本のお客様のために、新型Vクラスの機能性をさらに高める純正アクセサリーを開発しました。2列目および3列目の乗員が映画やテレビなど多彩なコンテンツをドライブ中に楽しめる「リアエンターテインメントシステム」、室内の頭上に衣服などの軽い小物類を収納可能な「オーバーヘッドスペースネット」、頑丈なシートレールを活用し高いホールド感を実現したロードバイクを運ぶのに便利な「車内用バイシクルホルダー」、リアゲートに簡単に装着できる「ターフ&カーテンセット(テールゲートテント)」など、ファミリー、ショーファードリブン、スポーツなどさまざまシーンにおいて機能性と快適性をより高めます。

メーカー希望小売価格は以下の通りです。すべてのモデルが新エコカー減税(重量税、取得税 免税)および自動車グリーン税制優遇措置(翌年度自動車税75%減税)の対象となります。


* 上記のメーカー予定小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。また「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となります。メーカー希望小売価格は参考価格です。価格は販売店が独自に定めておりますので、詳しくは各販売店にお問い合わせ下さい。


Vクラスにも、新車購入から3年間走行距離無制限の一般保証・メンテナンス サービスと24時間ツーリングサポートを無償提供する総合保証プログラム「メルセデス・ケア」が適用されます。さらに、メルセデス・ケア終了後の有償の保証延長プログラムとして、一般保証および24時間ツーリングサポートを2年間延長する「保証プラス」と、4、5年目のメンテナンスサービスにおいて、初回車検時および4年目の点検や定期交換部品、 消耗品の交換をパッケージで提供する「メンテナンス プラス*」を設定しています。

*新車登録日から59ヶ月後の応当日の前日または総走行距離75,000km到達時のいずれか早い時点で終了となります。
また、ウェルカムプラン(5年タイプ・残価設定型ローン)*とメルセデス・ベンツならではのサービスプログラムを組み合わせた月々定額19,600円からのファイナンスプログラム「まるごとプラン」を設定しています。手軽なローンに、初回車検を含むメンテナンス費用が組み込まれ、5年間安心してメルセデス・ライフを楽しむことができます。* メルセデス・ベンツ・ファイナンス㈱の利用が必要です。価格及びファイナンスプランは予告なく変更することがあります。









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