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サウスカロライナの新工場を建設開始【ボルボ・カー・ジャパン】
2015年9月30日
ボルボ・カーは、米国サウスカロライナ州バークレー郡で、新工場の建設に着手しました。この新工場では、ボルボの新しいプラットフォーム、スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー(SPA)を基に設計された次世代ボルボS60より生産を開始する予定です。ボルボは新工場の建設に約5億ドルを投資し、初期は年産約10万台の生産を見込んでいます。
2015年9月25日、サウスカロライナで行われた起工式には、ボルボ米国担当上級副社長のレックス・カーセマケルスのほか、サウスカロライナ州のニッキ・ヘイリー知事や州政府高官も出席しました。
「サウスカロライナでの新工場建設は、ボルボが米国市場への確固たる取り組みの表れです。米国はボルボのグローバルでの成長戦略の要です。この新工場は、今後数年間で一新される製品ラインナップとともに、米国におけるボルボの存在感を高めることに極めて重要な役割を果たします」と、レックス・カーセマケルスは述べました。
SPAをベースにした新しいボルボS60は、現在スウェーデン イェーテボリのボルボ本社で開発中です。米国製S60は米国市場のほか、チャールストン港から輸出され、現在計画中の他のモデルとともに、海外でも販売されます。メイド・イン・サウスカロライナのボルボ第1号車は2018年後半にラインオフする予定です。
建設用地にバークレー郡を選んだ理由としては、国際的な貿易港や社会インフラが整っていること、優秀な労働力、魅力的な投資環境、高い生産技術を有する産業基盤があることなどを考慮した結果です。ボルボは、この工場の従業員を10年間で2,000人まで増やし、より長期的には4,000人まで増やす予定です。
米国での新工場の完成により、ボルボは3大陸で自動車を生産することが可能となり、真にグローバルな自動車メーカーというポジションがより明確になります。現在、欧州で2拠点、中国で2拠点の工場が既に稼働しています。
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