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新しいソリューション技術(断熱成形技術/金属と樹脂の接合技術/軽量化設計)【ポリプラスチックス】

2011年10月12日

ポリプラスチックス株式会社 (社長:後藤 昇、本社:東京都港区)このたびお客様が新たな部品を開発するに当たって活用して頂ける技術として、断熱成形技術の「アドバサーモTM」、金属と樹脂の接合技術である「レザリッジTM」、樹脂特性を考慮した軽量化設計「練成解析®」を、それぞれ開発しました。

1. 背景

ポリプラスチックスグループでは、材料を販売するにあたって、長年当社ではお客様の要望に合わせて、求められる機能の材料開発はもとより、その次に何が求められているかを予め予測し、製品設計技術から製品寿命予測まで、様々なソリューション技術の支援、開発の協力を行なってまいりました。
特に今回、お客様が新たな部品を開発するにあたって、大いに活用頂ける技術として、断熱成形技術「アドバサーモTM」、金属と樹脂の接合技術「レザリッジTM」、樹脂特性を考慮した軽量化設計「練成解析®」を、それぞれ開発しました。

2. 概要

断熱成形技術「アドバサーモTM」は、金型のキャビティ部分を熱伝導性の低い材質でコーティングした金型を用いる射出成形技術で、高結晶化・表面平滑化による品質向上、アニーリングレス・バリ低減・ハイサイクル化によるコストダウンが行なえます。

金属と樹脂の接合技術「レザリッジTM」は、レーザー処理により、接合に適した金属表面を形成し、当社材料技術と射出成形技術により、樹脂と金属を強固に接合する方法で、品質向上、部品点数の削減・工程時間の短縮によるコストダウン、薬品・化成品を使わないことで環境負荷の低減を行ないます。

樹脂特性を考慮した軽量化設計「練成解析®」は、複数のシミュレーションソフトと弊社設計ノウハウを組み合わせ、部品の軽量化を進めながら、耐久性向上やそり変形低減を達成できる最適な製品形状を導く当社独自の設計手法です。

3. 今後の展開

ポリプラスチックスグループは、創業以来Solutionの提供を推進してまいりましたが、近年その技術開発は当社が実施しお客様に提供する形の支援技術から、お客様のイノベーションにより寄与できる、お客様自身が活用可能な技術の開発にも力を入れております。
今後とも、さらに高度なソリューション技術が提供できるよう開発を推進して行きます。


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