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「CEATEC JAPAN 2015」で2020年の社会を支える技術を紹介【NEDO】

2015年9月16日

「CEATEC JAPAN 2015」で2020年の社会を支える技術を紹介
―次世代のIT・エレクトロニクス分野を展示、IoT/CPS技術セミナーを開催―


NEDOは、10月7日から幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2015」に出展します。
「2020年と、その先の社会を思い描く」をテーマに、次世代のインターフェースやディスプレイ、通信技術など、IT・エレクトロニクス分野の実用化事例を中心に展示、紹介します。
10月8日には、今後の社会を支えるキーテクノロジーのIoT/CPS技術について、産学官の有識者による講演を行います。
また、災害対応ロボットのコンピューターシミュレーションの競技会である「ジャパン・バーチャル・ロボティクス・チャレンジ(JVRC)」を展示会場内で開催します。

1. 概要

大規模スポーツイベントが開催される2020年。国内外に向け、数々の取り組みや成果が発信されることが想定されます。また日本の企業等が開発を進める様々な技術の実用化・導入も、2020年に集中していくこととなります。特にIT・エレクトロニクス分野は、社会の根幹を支えるインフラ技術の一つとして重要視されています。
日本が継続的かつ加速的に成長し、国際競争力を維持するためには、2020年という近未来のみならず、その先の社会についても見据え、技術開発を進める必要があります。
NEDOは、「CEATEC JAPAN 2015」において「2020年と、その先の社会を思い描く」をテーマに、2020年と、その10年、20年先の未来を支える技術の開発状況について、実用化事例とNEDOプロジェクトの解説を交え紹介します。
またCEATECコンファレンスでは「CPS※1は世界を変える!NEDOのIoT※2戦略と日本におけるCPS最新動向と将来展望について」(10月8日(木)14時00分~16時00分)と題し、NEDOや東京大学、インテル㈱、㈱フレームワークス、㈱ABBALabらの有識者が、次世代の社会を支えるキーテクノロジーとも言えるIoT/CPS技術について講演します。

2. 展示概要

当日は多くの革新的な技術開発の成果を展示します。以下はその一例です。

(1) 2020年の社会を支える技術

(2) NEDO事業紹介
プロジェクト最終年度を迎える「ノーマリーオフコンピューティング基盤技術開発プロジェクト」の展示として、IoT技術に必要なコンピューティング機器の省エネを可能とする、SST-MRAMキャッシュメモリ利用のプロセッサなどの各種プロジェクト成果の展示を行います。

3. 講演概要

次世代技術として注目されるIoTやCPS技術は、日本政府が推進する重要な技術課題の一つです。産学官、さらには大企業とベンチャー企業、それぞれの視点でIoT戦略について講演します。

4. その他の展示

「CEATEC JAPAN 2015」会場内では、災害対応ロボットのコンピューターシミュレーションによる競技会である「ジャパン・バーチャル・ロボティクス・チャレンジ(JAPAN Virtual Robotics Challenge:JVRC)」を開催します。また内閣府のブースで、府省の枠を越えた取り組みである「戦略的イノベーション創造プログラム」の展示に、NEDO事業の成果が紹介されます。

「ジャパン・バーチャル・ロボティクス・チャレンジ」については以下をご参照ください。

「ジャパン・バーチャル・ロボティクス・チャレンジ」開催へ (4/21 NEDOニュースリリース)
JVRC公式サイト

5. 「CEATEC JAPAN 2015」の開催概要

名称 : CEATEC JAPAN 2015
日時 : 2015年10月7日(水)~10月10日(土)10時00分~17時00分
場所 : 幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
    NEDOブース : ホール1 4N62
    ジャパン・バーチャル・ロボティクス・チャレンジブース : ホール1 4N60
CEATEC公式サイト


【用語解説】
※1 CPS(Cyber Physical Systems)
   IoTをより効果的に実現する技術。センサーを介して実世界のデータをネットワーク内に取り込み、適切な処理を行う事で、
   社会そのものを効率的かつ快適、便利にするシステム。
※2 IoT(Internet of Things)
   IT関連機器以外の電子機器がインターネットに接続可能となること。全く新しい市場やサービスを生み出す次世代の技術
   として期待されている。

6. 問い合わせ先

(本ニュースリリースの内容についての問い合わせ先)
NEDOブースについて
NEDO 電子・材料・ナノテクノロジー部 TEL : 044-520-5210

JVRCブースについて
NEDO ロボット・機械システム部 TEL : 044-520-5241

(その他NEDO事業についての一般的な問い合わせ先)
NEDO 広報部 TEL : 044-520-5151 E-mail : nedo_press@ml.nedo.go.jp








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