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同軸ケーブル使用で強力、ロバスト、低コストな車載インフォテインメントネットワーク向けMOST150トランシーバを発表【マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン】

2015年9月8日

MOST®規格に完全準拠し、ロバストな物理層と実証済みの電磁両立性を備えた
インフォテインメントネットワークアーキテクチャ


2015年9月8日[NASDAQ:MCHP] — マイクロコントローラ、ミックスドシグナル、アナログ、Flash-IPソリューションのトッププロバイダであるMicrochip Technology Inc.(日本支社:東京都港区浜松町、代表:吉田洋介以下Microchip社)は本日、業界初のMOST150同軸トランシーバを発表しました。OS82150は同軸ケーブルドライバと同軸ケーブルレシーバを小型の4×4 mm QFNパッケージに統合しています。これにより、最新のMOST150規格車載インフォテインメントネットワークで同軸ケーブルが使えるようになりました。

車載インフォテインメントネットワーキングのデファクトスタンダードであるMOST®テクノロジの詳細はhttp://www.microchip.com/MOST-090115aを参照してください。

「OS82150同軸トランシーバは、Microchip社のMOST150ネットワークソリューションの幅を広げました」とMicrochip社車載情報システム部門担当副社長のDan Termerは述べています。「これにより、効率的なインフォテインメントネットワークの実装に向けた新しい魅力的な選択肢が1つ増え、MOST150テクノロジへの既存の投資を無駄にせず光ケーブルから同軸ケーブルへ移行できます。OS82150は設計への組み込みが容易で、総システムコストも低減できます。」
OS82150はカーナビ、アンテナモジュール、アンプ、チューナ、Blu-ray™プレーヤ、リアシートエンターテインメント、メータクラスタ、ヘッドアップディスプレイ(HUD)、カメラ等で構成される強力な車載インフォテインメントシステムに対する市場ニーズに応えます。MOSTネットワーキングテクノロジは、これらマルチメディアエンターテインメント機能を分散システムとして車両内の各種装置に実現するための手段を提供します。OS82150はイコライザ機能を持つ同軸ケーブルレシーバを内蔵しており、各種ケーブルの初期ケーブル損失に対しても経時変化による損失に対しても常時補償を行う事により、ロバストで信頼性の高いネットワーク接続を実現します。OS82150は車載グレードの電磁両立性(EMC)を考慮して設計されており、電磁放射を最小限に抑えながら車載レベルの電磁妨害(EMI)への耐性を備えているため、容易にMOST150ネットワークを車両内に構築できます。
OS82150はMicrochip社のOS81110やOS81118BF等のMOST150インテリジェントネットワークインターフェイスコントローラ(INIC)とシームレスに接続して、既存の設計に容易に組み込む事ができます。さらに、OS82150の信号およびタイミング仕様はMOST物理層仕様に準拠しており、確実な相互接続が可能です。
OS82150同軸トランシーバのその他の機能として、信号検出による復帰をサポートした低消費電力スリープモードがあり、消費電力の削減および車載ECU(電子制御ユニット)の電源管理に役立ちます。独立した送受信チャンネルをサポートしているため、拡張性とスケーラビリティに優れたリング型ネットワーク構成が可能です。3.3 Vの単一電源で動作するため、必要な電圧レベルが1つで済む事も設計が容易な理由の1つです。


開発サポート
OS82150を使った開発と迅速な商品化を支援するため、K2L社がOS81110 cPhy評価用ボードとK2L社のOptoLyzer® MOCCA Bundlesを提供します。OS81110 cPhy評価用ボードは、それだけで1つのMOST150ネットワークデバイスをそのまま構築できます。基板上のOS85650 I/Oコンパニオンチップ(IOC)が提供する拡張I/Oポートにより、アプリケーションの柔軟性が向上します。OptoLyzer MOCCA Bundleは、OptoLyzer Suiteグラフィカルユーザ インターフェイス(GUI)とOptoLyzer MOCCAマルチバスハードウェアインターフェイスを組み合わせて提供しています。


在庫/供給状況
OS82150は、4×4 mm QFNパッケージでサンプル出荷と量産出荷を開始しています。詳細はMicrochip社または正規販売代理店にお問い合わせ頂くか、Microchip社のウェブページ(http://www.microchip.com/OS82150-090115a)をご覧ください。本プレスリリースに記載された製品をご購入頂くには、Microchip社または正規販売代理店にご連絡ください。


高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください(掲載に許可は不要です)。
• 製品画像 : http://www.microchip.com/Chip-Graphic-090115a
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Microchip社について
Microchip社(NASDAQ:MCHP)は、マイクロコントローラ、ミックスドシグナル、アナログ、Flash-IPソリューションのトッププロバイダであり、全世界で数千を超える各種アプリケーションで、低リスクの製品開発、総システムコストの削減、迅速な商品化の実現に貢献しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細はMicrochip社のウェブページ(http://www.microchip.com/Homepage-090115a)をご覧ください。



Microchip社の名称とロゴ、MOST、OptoLyzerは米国およびその他の国におけるMicrochip Technology Incorporatedの登録商標です。その他本書に記載されている商標は各社に帰属します。








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