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車載電子機器の熱対策用途向けに、加工性が良好なDow Corning® TC-4525 放熱ギャップフィラーを新発売【東レ・ダウコーニング】

2015年8月4日

東レ・ダウコーニング㈱(本社:東京都千代田区/ 代表取締役会長・CEO:桜井恵理子)は、このたび世界中で急速にニーズが高まっている車載電子機器向けの熱対策用に、優れた加工性を有するDow Corning® TC-4525 放熱ギャップフィラーを発売しました。ダウコーニングの幅広い熱対策製品群に新たに追加された新規高機能シリコーン技術は、2.5W/m.Kの熱伝導性と優れた塗布性を有し、装置類の磨耗が低減するように設計されています。また厳しいエンジンルーム内環境で信頼性が求められる電子機器に対して安定した性能を提供します。

「高密集実装された高機能電子部品は自動車の安全性、信頼性、性能、快適性に大きな価値を提供しますが、一方で高温を発生させるため、徐々にデバイスの性能や信頼性が低下してしまいます。自動車産業での60年以上に渡る経験を生かし、ダウコーニングは、良好な加工性と向上した熱伝導性を両立した、価格競争力のあるTC-4525放熱ギャップフィラーを開発しました。更なる高温に晒される次世代電子デバイスの設計において、お客様にコスト競争力のある方法で熱マネージメントをして頂けるようにするのが我々の目標です。」とトランスポーテーションエレクトロニクス担当 グローバル・マーケット・マネジャーのブライス・ル・グイックは述べています。

TC-4525放熱ギャップフィラーは、柔らかくて圧縮可能な2液の放熱シリコーン材料であり、塗布も容易です。本製品は標準的な計量混合装置を用いる自動塗布に向いています。チクソ性が最適化されているので塗布が容易であり、工程中の垂直面での「ずり落ち」を防止し、硬化後は、垂直安定性を長期間にわたって保持します。
また組立時の膜厚を管理するために、ガラスビーズを添加した製品もご提供出来ます。放熱フィラーの適切な配合により摩擦が低減して塗布設備の摩耗が軽減されるためメンテナンスを減らすことが可能です。

TC-4525 放熱ギャップフィラーは付加反応硬化システムであるため、室温で、急速かつ制御された硬化が可能ですが、製造サイクルタイムの短縮のために、加熱によって硬化を促進することも出来ます。2次加硫のステップを必要とせず、ピーク時暴露200°Cに耐え、使用温度150°Cまで確実に機能します。ダウコーニングの先端放熱材料の製品群は、今日最も要求レベルの高い車載電子用途向けの多くニーズを満たすために、特別に設計されています。ダウコーニングはまた、重要な産業界のニーズを満たすために、高機能放熱接着剤、放熱封止剤、放熱コンパウンド、放熱ゲルなどの幅広い放熱ソリューションをご提供致します。ダウコーニングの熱マネージメントやその他の用途における先端シリコーン技術の詳細に関しましてはエレクトロニクス ソリューションのページをご覧ください。

ダウコーニング製TC-4525 放熱ギャップフィラーは幅広い国・地域でご購入いただけます。


本件に関するお問い合わせ先
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東レ・ダウコーニング㈱
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