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顔料関連事業活動すべてを統括するグローバル・ビジネスユニットを新たに設置【BASFジャパン】

2015年7月23日

(本資料は2015年7月22日にBASF本社(ドイツ)が発表したプレスリリースの和訳です。)


■ 顔料事業部門を独立、別会社として運営を予定
■ 顔料業界のニーズに合わせた組織体制に


BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は、2016年1月に顔料関連事業活動すべてを統括するグローバル・ビジネスユニット(GBU)を新設します。2016年後半には、顔料事業を分離し、別会社を設立する予定です。

BASFの顔料事業は2014年に世界で約10億ユーロの売上および2,500人の従業員を有しています。顔料市場のマーケットリーダーであり、業界で最も幅広い製品群およびその関連技術を提供しています。新設するGBUの本部はドイツ・ルートヴィッヒスハーフェンおよびその周辺に設置される予定で、顔料事業関連に従事している従業員はすべて、新たなGBUに所属します。

BASFディスパージョン&ピグメント事業本部プレジデントのマルクス・クラマーは次のように述べています。「買収や構造改革を重ねることで、BASFは顔料市場においてリーダーポジションを築き、維持してきました。新設されるグローバル・ビジネスユニットは顔料事業の運営のみに注力することになり、当社顔料事業のお客様ニーズにお応えすることに、より一層尽力してまいります。」

ヨーロッパ地域顔料・樹脂部門シニアバイスプレジデントであり、 新たなGBUの責任者として任命されたアレキサンダー・ハウンシルドは次のように述べています。「顔料事業に特化した組織を設置することで、柔軟性が生まれ、顔料業界における課題により良い対応ができるようになると考えます。より迅速に、お客様に合ったサービスを提供することができます。」

BASFの顔料事業部門は塗料・塗装業界、印刷・包装業界、プラスチック業界など、さまざまな業界に製品を提供しています。製品ポートフォリオには、フタロシアニンなどの着色顔料、高性能顔料、アゾ顔料、光輝顔料、無機顔料、染料、加工顔料などがあります。


BASFのディスパージョン&ピグメント事業本部について
ディスパージョン&ピグメント事業本部は、業界の専門知識と包括的な製品ラインナップをもとに、お客さまのフォーミュレーションを促進させます。ディスパージョン&ピグメント事業本部では、コーティング・塗料、印刷・包装、建設、接着剤、電子ディスプレイなどの業界で使用される顔料、樹脂、添加剤、接着剤用ポリマーディスパージョン、繊維接合、建設化学品などの原材料を生産しています。BASFの企業価値と同様、ディスパージョン&ピグメント事業本部は、イノベーションを創出し、BASFが製品を提供するお客さまと業界のために持続可能なソリューションを促進します。詳細についてはhttp://www.dispersions-pigments.basf.comをご覧ください。


BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は2015年、創立150周年を迎え、これまで以上に化学でいい関係をつくっていきます。製品ラインは、化学品、プラスチック、高性能製品、農業関連製品、石油・ガスと多岐にわたっています。BASFは、世界をリードする化学会社として、経済的な成功、社会的責任、そして環境保護を同時に実現しています。また、BASFは科学とイノベーションを通して現代社会や将来のニーズを提示しながら、ほぼすべての産業のお客様を支援しています。BASFの製品とソリューションは、資源の確保に貢献し、栄養価の高い食品を提供するとともに、生活の質の向上に寄与しています。BASFは「私たちは持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります」を企業目標に掲げ、これらの活動を実施しています。2014年の売上は約740億ユーロで、従業員数は約11万3000人です。www.basf.com(英語)、newsroom.basf.com(英語)、www.japan.basf.com(日本語)をご覧ください。








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