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ITS/FAカメラ向け1/3型35万画素CCDを開発、発売【シャープ】
2015年7月15日
業界最高※1可視光感度3800mV※2、毎秒200枚※3の高速撮影に対応
ITS/FA※4カメラ向け1/3型35万画素CCDを開発、発売
ITS/FAカメラ向け1/3型35万画素CCD <RJ33B3AD0DT>
シャープは、高速に移動する被写体を鮮明に撮影できるITS/FAカメラ向け1/3型35万画素のCCD4機種<RJ33B3AA0DT/RJ33B4AA0DT/RJ33B3AD0DT/RJ33B4AD0DT>を開発、発売します。
本CCDは、光を画像信号に変換する領域を拡大することにより、業界最高の可視光感度3800mVを実現しました。また、画像信号の独自高速転送技術と2チャンネル出力を採用し、1秒間に200枚の画像を出力する高速撮影に対応します。これらにより、製造ラインでの位置決めや検査などの高速処理を実現、生産効率の向上に貢献します。さらに、近赤外光※5を照射することで、夜間に高速移動する車のナンバープレートや暗闇の中の物体を鮮明に撮影することができます。
当社は、今回発売するITS/FAカメラ向けに多用される35万画素に加えて、800万画素までの幅広いラインアップのCCDを取り揃え、イメージセンサの多様なニーズに対応してまいります。
■ 主な特長
1. 業界最高の可視光感度3800mVを実現
2. 1秒間に200枚の画像を出力する高速撮影に対応
3. 近赤外光の照射により暗闇での鮮明な撮影が可能
※1 2015年7月15日現在。1/3型35万画素イメージセンサにおいて。シャープ調べ。
※2 照度2500lux、反射率90%の反射板をF5.6の光学系を用いて蓄積時間1/30秒で撮影した時のG信号の平均出力。
原色(RJ33B3AA0DT/RJ33B3AD0DT)は3800mV、白黒(RJ33B4AA0DT/RJ33B4AD0DT)は5700mV。
※3 2ch出力において(1ch出力は120枚)。
※4 ITS : Intelligent Transport Systems (高度道路交通システム)
FA:Factory Automation (工場など生産工程の自動化を図るシステム)
※5 可視光よりも波長が長く、人の目では見ることができない領域の光(波長700~1100nmに対応)。
※6 映像をディスプレイに出力する走査方式の一つ。全ての走査線を一度に処理するため、動きの速い被写体を撮影した場合
でもブレの発生が抑制されます。
■ 仕様
■ お問い合わせ先
お客様 : 電子デバイス事業本部 センシングデバイス事業部 第二企画部 (084) 940-1225
(注)ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。
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