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ナイジェリアで四輪車の生産を開始【本田技研工業】

2015年7月13日

Hondaは、今後、四輪車の市場拡大が見込めるアフリカ西部のナイジェリアにおいて、7月10日(金)に乗用セダン「Accord(アコード)」の生産を開始しました。
ナイジェリアの現地法人、ホンダオートモービル・ウエスタンアフリカの新工場は、アフリカにおける初のHondaの四輪車生産工場です。既存の二輪車生産工場の敷地内に、四輪車を生産する設備を導入し、年間1,000台の生産能力で稼働を開始しました。

Hondaは、ナイジェリアで1980年から二輪車の生産・販売を行い、地域に根付いたビジネスを展開してきました。2013年には、ナイジェリアで四輪車事業の現地法人を設立し、輸入・販売を行ってきました。今回、二輪車事業で培った知恵や手法を活かし、「需要のあるところで生産する」というHondaの考えに基づき、ナイジェリアのお客様向けに現地生産を行います。

Hondaはアフリカを新成長市場と位置付けています。主な拠点として、2000年に南アフリカに現地法人を設立。アフリカ南部における二輪・四輪・汎用のビジネス拡大に取り組んでいます。
また、アフリカ東部に位置するケニアには2011年12月に四輪車の販売事務所を開設。さらに、2013年3月には、二輪車の生産・販売機能を備えた現地法人を設立しました。

これからも、Hondaは、世界各地域においてお客様にご満足いただける商品をお届けするために、グローバルな生産体制を強化していきます。

<取締役 専務執行役員 山根 庸史のコメント>
「Hondaにとって、アフリカ初の四輪車生産工場の設立は、とても画期的なチャレンジだと考えています。製造現場には、二輪車で長年培ってきたノウハウが盛り込まれており、改めてものづくり現場の強さを再発見することができました。今回の取り組みが、今後のナイジェリアにおけるさらなる飛躍と、アフリカ全体への拡大に向けた第一歩となることを期待します」

<執行役員 アフリカ・中東統括部長 堀 祐輔のコメント>
「アフリカ初のHondaの四輪車生産工場が稼働したことを、大変うれしく思っております。まだ少量生産ではありますが、移動の喜びを一人でも多くのお客様に提供し、今後のアフリカでの事業拡大に繋げていきたいと思います」


◆ ホンダオートモービル・ウエスタンアフリカ・リミテッド
  Honda Automobile Western Africa Limited 概要
  設立 : 2013年4月
  資本金 : 18.5億ナイジェリア・ナイラ
  出資比率 : 本田技研工業㈱ 100%
  代表者 : 社長 山下 孝幸(やました たかゆき)
  所在地 : ラゴス州ヴィクトリアアイランド
  事業内容 : 四輪車の生産・輸入・販売および部品の輸入販売
  生産機種 : アコード
  生産能力 : 1,000台/年








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