ジョイフル本田に5店舗計100台のEV・PHV用充電インフラを設置【NEC】

2015年7月2日

NECグループ、ジョイフル本田に5店舗計100台のEV・PHV用充電インフラを設置
～買い物中の充電を可能とし、お客様の利便性を向上～

日本電気㈱（本社：東京都港区、代表取締役執行役員社長：遠藤信博、以下 NEC）とNECキャピタルソリューション㈱（本社：東京都港区、代表取締役社長：安中正弘、以下 NECキャピタルソリューション）は、㈱ジョイフル本田（本社：茨城県土浦市、代表取締役社長：矢ケ﨑健一郎、以下ジョイフル本田）の運営するホームセンターに、電気自動車（EV）・プラグインハイブリッド自動車（PHV）用普通充電器を大規模に設置し、有料充電サービスの提供を開始しました。

ジョイフル本田は、本充電インフラの導入により、買い物中の時間を活用した効率の良い充電を可能とし、お客様の利便性向上を目指します。

設置規模・店舗

・設置規模：普通充電器計100台
・設置店舗：千葉ニュータウン店（千葉県印西市） 20台
宇都宮店（栃木県河内郡上三川町） 20台
千代田店（群馬県邑楽郡千代田町） 20台
瑞穂店（東京都西多摩郡瑞穂町） 20台
ニューポートひたちなか店（茨城県ひたちなか市） 20台

背景

昨今、EV・PHVは大気汚染物質の排出が少ない環境配慮型の次世代自動車として、減税措置及び補助金などによりその普及が進められています。これらの次世代自動車の普及には、充電器をはじめとする充電インフラの整備が不可欠であり、政府の支援のもと、商業施設や公共施設の駐車場での設置が始まっています。

導入内容

ジョイフル本田は、同社の運営するホームセンター5店舗の駐車場に、EV・PHV用壁掛け型普通充電器（NEC製）を計100台設置しました。あわせて、複数の充電器の利用者認証や課金管理、監視・制御などを一元的に行う壁掛け型充電コントローラ（NEC製）を設置しました。
NECはジョイフル本田から本充電インフラを借用し、EV・PHV利用者に有料充電サービスを提供します。また、NECキャピタルソリューションは、本充電インフラのリースを請け負います。
なお、本充電インフラの導入にあたっては、政府による「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」の補助制度を活用しています。また、本充電サービスは、EV・PHV向け充電サービスを提供するジャパンチャージネットワーク㈱（本社：神奈川県横浜市、代表取締役社長：高橋敬一）と連携して実施します。

NECグループは、「2015中期経営計画」のもと、安全・安心・効率・公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。
NECは、充電コントローラのWi-Fi通信機能を活用した自動車・カーナビ向けのネットワーク型情報サービスや、遠隔制御機能を活用した電力ピーク時のデマンド制御連携サービスを提供することを検討しています。こうしたサービスをはじめ今後も、安心・便利で使いやすいEV・PHV用充電インフラの構築に向けた製品・サービスを拡充し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
NECキャピタルソリューションは、「お客様と共に、社会価値向上を目指して、グローバルに挑戦するサービス・カンパニー」というグループビジョンを定めており、事業活動そのものが社会価値を創造すると同時に、企業として求めるべき経済的価値を創出し、企業と社会双方に共通の価値を生み出すCSV経営（Creating Shared Value＝共通価値の創造）に取り組んでいます。
本取り組みは本グループビジョンに合致するものであり、今後もこうした社会課題の解決に貢献する事業に積極的に取り組んでまいります。