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ETC車載器の民間利用でシーイーシーと協業【古野電気】
2015年6月25日
クラウド型ETC利用車両認識サービス「CaoThrough」(カオ・スルー)を7月から提供開始
ETC車載器の民間利用でシーイーシーと協業
古野電気㈱(本社:兵庫県西宮市、古野幸男社長、以下当社)と㈱シーイーシー(本社:東京都渋谷区、田原富士夫社長、以下シーイーシー)はこのほど、ETC(電子料金収受システム)車載器の車両認証機能に関する民間利用分野で協業し、当社のDSRC路側アンテナをベースとするクラウド型ETC利用車両認識サービス「CaoThrough」(カオ・スルー)を7月1日から提供することになりました。
◆「CaoThrough」(カオ・スルー)は、高速道路の通行などで全国に広く普及しているETCの車両認識機能を、クラウド形態のサーバと顧客管理システムをパッケージ化して提供するソリューションサービスです。この新サービスは、(1)ETC車載器の固有番号を事前登録した車両がゲートに接近すると、業界最小クラスのDSRC路側アンテナによって車両を検知・識別してゲートを自動開閉する当社独自のシステムと、(2)シーイーシーのシステムインテグレーション技術とセキュリティ認証サービスで培った認証技術、クラウドコンピューティングサービス-を活用します。
◆シーイーシーは、独立系システムインテグレーターとして、企業向けのインダストリーオートメーション事業やシステムインテグレーション事業、プラットフォームインテグレーション事業を展開しております。今回の協業は、同社が業種・業務に特化したアプリケーションやサービスを提供するなかで、当社のDSRC路側アンテナを活用した駐車場や工場・物流施設などでの車両入退管理ソリューションを共同で検討し、具体的なサービスとして顧客提供することになったものです。
◆今回のサービスブランド名は、クラウドソーシングサービスを通じて決定しました。「CaoThrough」(カオ・スルー)というブランド名には、「クルマと人が様々な場所に行くことのできる便利なサービス」という意味を込めています。
◆当社とシーイーシーは今後、複数施設の管理一元化やサイネージ表示やカメラ監視などに加えて、利用者の携帯電話・スマートフォンなど情報端末へのメール配信などを組み合わせた各種ソリューションサービスの共同開発および顧客提案活動を積極的に進めてまいります。
◆本ソリューションサービスの詳細は下記ウェブサイトと、シーイーシーから本日発表のニュースリリースをご参照願います。
本ソリューションサービスの詳細 URL : http://www.furuno.com/jp/dsrc/case/cloud/
シーイーシーのニュースリリース URL : http://www.cec-ltd.co.jp/?p=5254
【本サービスに関する顧客お問い合わせ窓口】
古野電気㈱ システム機器事業部 ITSビジネスユニット
(西宮)営業部営業2課 電話 : 0798-33-7510
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