ニュース

リチウムイオン電池を搭載した“無限”の電動バイクがマン島TTレースで優勝【日立マクセル】

2015年6月23日

マクセルのリチウムイオン電池を搭載した“無限”の電動バイクがマン島TTレースで優勝
2年連続ワンツーフィニッシュ、コースレコードを更新



2015年6月10日に英国王室属領マン島で開催された2015年マン島TTレースTT Zero Challengeクラスの決勝レースにおいて、日立マクセル㈱(取締役社長:千歳 喜弘/以下、マクセル)のリチウムイオン電池を搭載した㈱M-TEC(代表取締役:永長 眞/以下、“無限”)の電動バイク「神電 四(SHINDEN YON)」が、昨年の「神電 參(SHINDEN SAN)」に続き1位、2位を独占しました。
同レースのTT Zeroクラスはゼロ・エミッションクラスとして2009年から始まり、2012年にチーム無限が参戦し始めたころからガソリンエンジンバイクのラップタイムに匹敵するタイムを記録するようになり、今年はアメリカのビクトリー・レーシングや、ベルギーのサロリア・レーシングとの対決も相まって、人気が高まっています。

マクセルは2013年より“無限”のレース仕様電動バイク向けにラミネート形リチウムイオン電池を供給しています。「神電 四(SHINDEN YON)」は、昨年に続き2年連続で1位、2位を独占し、さらに昨年樹立した同クラスのコースレコードを自ら更新しました。

マクセルのラミネート形リチウムイオン電池は、独自の電極積層構造の採用により高出力放電でも安定した放電性能を発揮し、オリジナルの耐熱セパレータ技術を用いることで優れた安全性と信頼性を実現しています。このたび、「神電 四(SHINDEN YON)」に搭載された電池は、“無限”の要望に応えた専用仕様として、マクセルが新たに開発したものです。
バイクレースにおける過酷な使用条件に対応させるため、電池材料や構造の見直しに加え、電池の性能を使い切るための最適な制御条件を提案することで、昨年に比べ出力特性を向上させることに成功しました。

マクセルは、今後もラミネート形リチウムイオン電池などの各種電池向けに独自技術を開発し、コアデバイスとしてさまざまな場面での要望に応えていきます。



ニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日時点のものです。
予告なしに変更され、発表日と情報が異なる場合もありますので、あらかじめご了承ください。








日立マクセル株式会社ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#日立マクセル
#リチウムイオン
#電池
#モータースポーツ
#2015年6月23日