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米国運輸省交通安全局より功績を表彰される【ボルボ・カー・ジャパン】

2015年6月11日

ボルボのエンジニア、米国運輸省交通安全局より功績を表彰される


・ ボルボのセーフティ・エンジニア2名が、米国政府により優れた安全技術者と特別功労者として表彰される
・ 自動車の安全で世界をリードするボルボの評価をより確かなものに

ボルボのトップ・セーフティ・エキスパートであるトレント・ヴィクター(衝突回避技術担当のシニア・テクニカル・リーダーでありアイオワ州立大学非常勤教授)と、ヨナス・エックマーク(アクティブ・セーフティ&シャシーの先進技術担当マネージャー)の2名が、自動車の安全分野における貢献を讃えられました。

この賞は2015年6月8日、スウェーデンのイェーテボリで開幕した「第24回ESV国際技術会議」において、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)から、自動車の安全分野での特に優れた功績に対して授与され顕彰されたものです。

「この賞は、事故のない未来の実現に向けた取り組みにおいて、ドライバーの行動の重要性を強く認識させるものです。同時にボルボの安全技術開発に携わる全ての社員を激励するものです。我々の顧客重視の姿勢を強調し、安全運転の実現に不可欠で非常に有効な事故回避システムの開発において、更なる励みとなります」とトレント・ヴィクターは述べています。

トレント・ヴィクターは安全研究の第一人者として世界に認められており、衝突回避の技術革新に向けて、行動科学のデータを用いた独自の実績を築き上げてきました。彼の安全分野での経験は20年以上に及び、20を超える特許を取得しており、60以上の論文を発表しています。現在は、ドライバーの目の動きをモニターすることで、車載のインフォテインメントシステムの操作による不注意や注意散漫のリスクを最小化する研究に取り組んでおり、この技術は、事故回避のためのアクティブ・セーフティ・システムや、自動運転機能の開発につながっています。彼の行動科学における研究は、自然主義的データに基づく独自の視点にも注力しています。それは、「安全性を実現するために人間が果たす役割」であり、ボルボが顧客のニーズに応え、そのニーズを超えていくための絶えることのない取り組みと一致しているのです。

ヨナス・エックマークもまた、安全システムの開発において、優れた想像力と先見の明を示しました。ボルボの自動車の安全の世界的なリーダーとしての地位をより確立する過程で、多くの世界初の発明や実用化をもたらしてきたのです。彼は、1994年以来、ボルボで、30件以上の特許を取得しました。彼の功績には、衝突事故を回避・軽減するオートブレーキの開発と実用化が含まれています。当初は、他車との事故を回避する研究が中心でしたが、現在では、歩行者、自転車、動物などにその対象が拡大しています。ヨナス・エックマークはさらに、自動運転システムの開発や、コネクティビティをベースにした安全データの共有プロジェクトにおいて、重要な役割を果たし続けています。


「ボルボでの日々の仕事が認められ、このような賞を授与されたことは、まさに光栄で、大変嬉しく思います。我々が重視しているのは、常に「人間」です。我々の長期に渡るビジョンは、衝突しない車を設計することです。自動運転技術の開発は、このビジョンに向けた重要なステップになります。最新の先進技術や、現実の状況に即した安全技術革新をベースにした絶え間ないアプローチが、自動車の運転体験を再定義することになるでしょう。このような賞が、安全分野においてボルボが抜きん出た存在であることを示してくれたことに、大きな満足を覚えます」とヨナス・エックマークは述べました。


■ 補足説明
 この賞は「2015ESV」において授与されたものです
 NHTSA(米国高速道路安全協会)は、これらの賞を2年ごとに発表。世界の異なる地域から、4-5名を選出しています








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