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インドネシアで自動車・オートバイ用鉛蓄電池の生産能力を拡大【GSユアサ】

2015年5月14日

インドネシアで自動車・オートバイ用鉛蓄電池の生産能力を拡大
~ 新工場建設と既存工場の能力増強で競争力強化~


㈱GSユアサ(社長:依田誠、本社:京都市南区。以下、GSユアサ)は、経済成長を続けるインドネシアにおいて、自動車・オートバイ用鉛蓄電池の生産能力を拡大いたします。GSユアサは、インドネシアに3つの関連会社を持っていますが、2015年末までに新工場の建設と既存工場における生産能力の増強を行います。
これにより、自動車用鉛蓄電池の生産能力は現在の890万個から960万個に、オートバイ用鉛蓄電池の生産能力は現在の2,770万個から3,000万個に拡大、今後の需要増加に対応する供給体制の増強と、コスト競争力の強化を目指します。


1. PT.GS Battery社(本社:インドネシアジャカルタ。以下PTGS社)
PTGS社は、これまでジャカルタ周辺で自動車用鉛蓄電池の生産を行っていますが、最低賃金の上昇などにより、同地域における生産能力のさらなる拡大が難しい状況です。そこで、ジャカルタの中心部から東へ約500kmのスマランに3万平方メートルの土地を取得、1,500億ルピア(約14億円)を投資して自動車用鉛蓄電池の新工場を建設しました。これにより、2015年末の生産能力を560万個まで拡大します。

また、PTGS社はジャカルタ郊外のカラワンでオートバイ用鉛蓄電池の生産を行っています。インドネシアのオートバイ市場では、お客様の志向や価値観の多様化により、高付加価値商品の需要が拡大しています。
このような需要の変化に柔軟に対応するため、350億ルピア(約3億円)を投資してカラワン工場の敷地内に0.8万平方メートル規模の新しい工場を建設し、2015年末の生産能力を1,600万個まで増強します。


2. PT.Trimitra Baterai Prakasa社(本社:インドネシアジャカルタ。以下、TBP社)
GSユアサは2014年7月にTBP社を連結子会社化しました。TBP社は自動車用鉛蓄電池を生産・輸出する重要な関連会社であり、22億ルピア(約0.2億円)を投資して充電能力を増強します。これにより2015年末の生産能力を400万個まで増強します。


3. PT.Yuasa Battery Indonesia社(本社:インドネシアタンゲラン。以下YBID社)
YBID社は、タンゲランでオートバイ用鉛蓄電池の生産を行っていますが、さらなる需要増加に対応するため、150億ルピア(約1.4億円)を投資して、既存工場内に新しい組立ラインを増設します。これにより、2015年末の生産能力を1,400万個まで増強します。


【PT.GS Battery社の概要】


【PT.Trimitra Baterai Prakasa社の概要】


【PT.Yuasa Battery Indonesia社の概要】

注)適用換算レート1,000ルピア=9.27円


【ジャワ島の地図】








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