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チタン合金がヤマハ発動機㈱より技術開発賞を受賞【新日鐵住金】

2015年5月7日

新日鐵住金㈱(代表取締役社長:進藤孝生 以下、「当社」)のチタン合金「Super-TIX®51AF」(スーパータイエックス51AF)が、ヤマハ発動機㈱(以下、「ヤマハ発動機」) より「技術開発賞」を受賞しました。
ヤマハ発動機の技術開発賞は、画期的技術を提案し、その技術がヤマハ発動機の製品に採用されたサプライヤーに授与される賞です。授賞式は4月22日に浜松市のアクトシティ浜松で行われ、当社代表取締役副社長の宮坂明博に受賞記念の盾が授与されました。

「Super-TIX®51AF」はチタンにアルミ5%と鉄1%を添加した当社独自のチタン合金です。Ti-6Al-4Vなどの従来型汎用チタン合金と同等の強度を持ちながら、熱間加工性と切削加工性に優れています。この特性によって加工時のコスト低減と生産性の確保を実現し、ヤマハ発動機の量産機種で初めて、エンジン部品であるコンロットでチタンが採用されました。
エンジンの往復運動と回転運動をつなぐ役割を持つコンロッドの軽量化は、他の原動機全般の軽量化及びロス馬力低減に貢献致します。また、「Super-TIX®51AF」は、バナジウム等の希少金属を一切使用せず、汎用元素の鉄とアルミを活用しており、リサイクル性にも優れており、貴重な資源の節約にも寄与いたします。
今回の受賞は、この当社の技術力を高く評価頂いたことによるものです。

当社は、今後も二輪車及び四輪車をはじめ、様々な用途への優れた特性を有する当社独自チタン製品の適用拡大を進めてまいります。




(お問い合わせ先)総務部広報センター TEL : 03-6867-5807








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