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車両情報を活用した次世代型サービスステーションの開発、実証を開始【JX日鉱日石エネルギー】

2011年9月20日

~経済産業省「グリーン・ステーション普及実現化事業」「次世代エネルギー・社会システム実証事業」に採択~

当社(社長 : 木村 康)は、社会の変化、自動車の進化に対応する、次世代型サービスステーション(以下 SS)の開発に向け、愛知県における「グリーン・ステーション普及実現化事業」、および福岡県における「次世代エネルギー・社会システム実証事業」(いずれも経済産業省からの委託事業)を開始しますので、お知らせいたします。

今回行う事業はいずれも、車両情報の活用、およびSSや車両のエネルギーマネジメントシステム(EMS)の開発を軸とし、未来のSSに求められるサービスの可能性を検証していくものです。愛知県豊明市のDr.Driveセルフ豊明栄店では、「ガソリン・軽油車を対象とした新たなモデルSS」、また福岡県北九州市のDr.Driveセルフ八幡東田店では、「電気自動車(以下、EV)を対象とした次世代型のコンセプトモデルSS」の開発、実証を行います。

当社は、次世代型SSの開発を通じて、SSや車両、さらに地域全体の低炭素化の実現に貢献してまいります。

1. 「グリーン・ステーション普及実現化事業」

事業名 : グリーン・ステーション普及実現化事業
(石油製品販売業構造改善対策事業のひとつ)
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対象車両 : ガソリン車・軽油車
実証場所 : Dr.Driveセルフ豊明栄店(愛知県豊明市)
開発・実証期間: 2011年9月~2012年3月
事業者 : JX日鉱日石エネルギー株式会社
事業概要  :
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・ SS来店時に取得する車両情報により、ドライバーのエコドライブを支援する車両EMS※1開発・検証、および簡易故障診断システムを活用したビジネスモデルの検証
・ 既に同SSに設置している太陽光発電、LED照明等を含めた、SS運営エネルギーを管理する
SS・EMSの開発、検証
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2. 「次世代エネルギー・社会システム実証事業」

事業名 : 次世代エネルギー・社会システム実証事業
(北九州スマートコミュニティ創造事業)
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対象車両 : 電気自動車
実証場所 : Dr.Driveセルフ八幡東田店
(福岡県北九州市)内 EVチャージステーション
開発・実証期間 : 2011年9月~2015年3月
事業者 : JX日鉱日石エネルギー株式会社
事業概要 :
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・ SS来店時に取得する車両情報により、ドライバーのエコドライブを支援するEV向け車両EMS※1の開発・検証
・ 地域の再生可能エネルギーの大量導入を支える地域EMS(CEMS)と連携した、蓄電池付EV急速充電システム※2の開発・検証
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※1 : 車載端末から無線で取得した車両情報を基に、燃費・電費の見える化やエコドライブアドバイス等の情報を提供し、ドライバーのエコドライブを支援するシステム
※2 : 系統電力やコミュニティ内の再生可能エネルギー、またステーション内の蓄電池などの情報を総合し、地域、またドライバーにとって最も効率的なエネルギーマネジメントを支援するシステム。

(参考)次世代に向けたSSの進化イメージ


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