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バイオベースのPolyTHF®の提供を開始【BASFジャパン】

2015年4月6日

(本資料は2015年3月5日にBASF本社(ドイツ)で発表されたプレスリリースの和訳です。)

BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は、バイオベースのポリテトラヒドロフラン 1000( PolyTHF® 1000 )の提供を開始し、幅広い用途のお客さまへ商業規模でテストいただく機会を創出し始めました。BASFの中間体事業本部の再生可能ジオール担当ディレクターのAndrej Brejcは次のように述べています。「バイオベースの PolyTHF®の品質は、石油化学ベースの PolyTHF®に匹敵するものです。再生可能原料から作られる製品 ポートフォリオ を拡充していくことで、私たちもパートナー企業の皆様も、この革新的な技術が長期的な市場拡大につながることを期待しています。」PolyTHF®は、Genomatica社とのライセンス契約のもとでBASFが製造している1,4- ブタンジオール( BDO )の誘導体です。

BASFは世界トップクラスのPolyTHF®のサプライヤーです。PolyTHF®は主に、インナー、アウター、スポーツウェア、水着など、さまざまな布地に用いられるポリウレタン弾性繊維の製造に使われています。また、PolyTHF® 1000は主にスキーブーツ、スケート、靴底、自動車のインストルメントパネルの表皮、ホース、フィルム、ケーブル被覆などに使用される熱可塑性ポリウレタン( TPU )エラストマー向けとして使われています。また、熱可塑性のポリエーテルエステルやポリエーテルアミドにも使われています。その他、スケートボードやインライン・スケートのホイールに用いられる注型エラストマーなどにも使用されています。


BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は 2015年、創立150周年を迎え、これまで以上に化学でいい関係をつくっていきます。製品ラインは、化学品、プラスチック、高性能製品、農業関連製品、石油・ガスと多岐にわたっています。BASFは、世界をリードする化学会社として、経済的な成功、社会的責任、そして環境保護を同時に実現しています。また、BASFは科学とイノベーションを通して現代社会や将来のニーズを提示しながら、ほぼすべての産業のお客様を支援しています。BASFの製品とソリューションは、資源の確保に貢献し、栄養価の高い食品を提供するとともに、生活の質の向上に寄与しています。BASFは「私たちは持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります」を企業目標に掲げ、これらの活動を実施しています。2014年の売上は約740億ユーロで、従業員数は約11万3000人です。BASFの詳しい情報は、www.basf.com(英語)、newsroom.basf.com(英語)、www.japan.basf.com(日本語)をご覧ください。








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