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英国の四輪車生産工場が今後の生産活動の方向性と2億ポンドの投資を発表【本田技研工業】

2015年3月31日

Hondaの英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッド(本社:バークシャー州ブラックネル 社長:神子柴 寿昭)は、2015年3月31日に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。

ホンダオブザユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッド(HUM)が次期シビック5ドアのグローバル生産拠点となる
HUMに新たに2億ポンドの投資を決定
Hondaのグローバルオペレーションにおける欧州工場の長期的な方向性を確定

Hondaは、品質を強化し効率を最大化するためのグローバル生産体制を継続的に強化しています。その一環として、欧州の生産主要拠点であるHUMは、次期シビック5ドアのグローバル生産拠点となり、ここで生産されたシビックは欧州市場に加え、世界の主要市場向けに輸出される予定です。

HUMは、次期シビック5ドアのグローバル生産拠点となることで、シビックの生産量を増やし、スケールメリットを享受することが可能となります。また、設立以来、20年以上をかけて培ってきた、現地従業員のノウハウ・知識・経験は、HUMがシビック5ドア専用の生産拠点となる上で、重要な役割を果たします。

Hondaは、HUMに最新の生産技術と生産プロセスを導入するために、2億ポンド以上の投資を行い、欧州における生産拠点の更なる強化を図ります。この新たな投資によって、HUMへの投資額は累計で22億ポンド以上となります。

HUMがシビック5ドア専用の生産拠点となることにより、次期CR-Vはカナダ・オンタリオ州にあるホンダオブカナダマニュファクチュアリング(HCM)で生産され、欧州に輸出される予定です。


■ HUMのディレクター ジェイソン・スミスのコメント
HUMをシビック5ドアのグローバル生産拠点とすることは、欧州におけるHondaのものづくりへの長期的な取り組み姿勢を示すものです。また、HUMにとっても非常に重要な意味があり、アソシエイトの近年の努力に応えるものです。そして、HUMが将来担う役割に誇りを感じるとともに、欧州市場のみならず、欧州以外の主要市場に輸出できることを喜ばしく思います。


■ ホンダモーターヨーロッパのCOO兼社長・神子柴寿昭のコメント
この発表は、Hondaのアソシエイトやサプライヤーに対して、HUMがHondaのグローバルな四輪生産体制において、戦略上、非常に重要な役割を果たすことを示すものです。また、先日ジュネーブモーターショーで発表した新モデルをはじめ、欧州のお客様には引き続き高品質な商品をお届けして期待に応えることで、欧州における事業強化を図ってまいります。


【ホンダオブザユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッド/
Honda of the UK Manufacturing. Ltd. 概要】

設立 : 1985年2月
本社所在地 : Highworth Road, South Marston, Swindon, Wiltshire SN3 4TZ
資本金 : 6.7億ポンド
出資比率 : 本田技研工業㈱ 13.7%、ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド 86.3%
代表者 : 社長 滝澤惣一郎(たきざわ そういちろう)
事業内容 : 四輪車の製造
生産能力 : 25万台/年
生産機種 : CR-V、シビック(5D)、シビック・ツアラー、ジャズ



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