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Paliocrom®(パリオクロム)の生産能力とカラーバリエーションを拡大【BASFジャパン】

2015年3月27日

(本資料は2015年3月26日にBASF本社(ドイツ)で発表されたプレスリリースの和訳です。)

■ 生産能力の拡大によって、自動車用塗料市場における高品質光輝顔料の需要増大に対応
■ スパークリングレッドを上市し、赤系色域の新たなデザインの可能性を拡大



BASFは、ドイツ・ルートヴィッヒスハーフェンにおいて光輝顔料であるパリオクロムの生産能力を、2017年までに20%以上拡大することを計画しています。この投資により、BASFは自動車用塗料分野におけるアルミニウムを主原料とした光輝顔料の需要増大に対応することができます。約1,000万ユーロを投資して、急成長を遂げている市場でのポジション強化を図ります。

ピグメント&レジン部門の欧州担当シニアバイスプレジデントであるアレキサンダー・ハウンシルドは次のように述べています。「BASFの高品質光輝顔料であるパリオクロムは、自動車市場で好評を得て、拡大しています。オレンジ、レッド、ゴールドを揃えていることで、多様なデザインの可能性を塗料業界に提供しています。」パリオクロムの生産拡大は、最新のカラートレンドと予測される需要に則して決定されています。BASFのパリオクロム製品群は、自動車用塗料向けの顔料市場の伸びを大きく上回って成長すると予測しています。

パリオクロムには、ゴールドとオレンジに加え、新たに特徴ある青味系色域のスパークリングレッドがカラーバリエーションとして加えられ、提供を開始しました。パリオクロムには、高彩度、金属光沢、隠蔽力という独特の特徴があり、高品質の自動車用塗料や工業用塗料に適しています。

ハウンシルドはさらに次のように述べています。「BASFは、生産能力を拡大するだけでなく、デザインの可能性を大きく広げる、スパークリングレッドのような特殊な光輝顔料を提供することで、活発なパール顔料市場におけるリーダーシップをさらに強化します。今後も、高品質の顔料を提供することにより、お客さまにこれまで以上に多様なデザインの可能性を提供し、成長を続ける光輝顔料市場に対応して参ります。」


BASFのディスパージョン&ピグメント事業本部について
ディスパージョン&ピグメント事業本部は、業界の専門知識と包括的な製品ラインナップをもとに、お客さまのフォーミュレーションを促進させます。ディスパージョン&ピグメント事業本部では、コーティング・塗料、印刷・包装、建設、接着剤、電子ディスプレイなどの業界で使用される顔料、樹脂、添加剤、接着剤用ポリマーディスパージョン、繊維接合、建設化学品などの原材料を生産しています。BASFの企業価値と同様、ディスパージョン&ピグメント事業本部は、イノベーションを創出し、BASFが製品を提供するお客さまと業界のために持続可能なソリューションを促進します。
詳細についてはhttp://www.dispersions-pigments.basf.comをご覧ください。


BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は2015年、創立150周年を迎え、これまで以上に化学でいい関係をつくっていきます。製品ラインは、化学品、プラスチック、高性能製品、農業関連製品、石油・ガスと多岐にわたっています。BASFは、世界をリードする化学会社として、経済的な成功、社会的責任、そして環境保護を同時に実現しています。また、BASFは科学とイノベーションを通して現代社会や将来のニーズを提示しながら、ほぼすべての産業のお客様を支援しています。BASFの製品とソリューションは、資源の確保に貢献し、栄養価の高い食品を提供するとともに、生活の質の向上に寄与しています。BASFは「私たちは持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります」を企業目標に掲げ、これらの活動を実施しています。2014年の売上は約740億ユーロで、従業員数は約11万3000人です。BASFの詳しい情報は、www.basf.com(英語)、newsroom.basf.com(英語)、www.japan.basf.com(日本語)をご覧ください。








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