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新型軽商用車『ミニキャブ バン』、新型軽乗用車『タウンボックス』を発売【三菱自動車工業】

2015年3月6日

三菱自動車は、軽商用車『ミニキャブ バン』と軽乗用車『タウンボックス』をフルモデルチェンジし、全国の系列販売会社を通じて3月20日(金)より販売を開始します。メーカー希望小売価格は、『ミニキャブバン』で939,600~1,502,280円(消費税込)、『タウンボックス』で1,609,200~1,814,400円(消費税込)。

今回のフルモデルチェンジでは、ホイールベースの拡大などによりクラストップ*1の室内/荷室空間を確保しながら、新型エンジン・新型トランスミッションの搭載、車体の軽量化などによりクラストップ*1の低燃費を実現しました。また、先進予防安全技術「e-Assist」を標準装備*2し、安全性能を向上させました。

新型軽商用車『ミニキャブ バン』は、クラストップ*1の荷室長・荷室幅・荷室高に加え、クラストップ*1のテールゲート/後席スライドドア開口部幅・開口部高を実現し、フラットな荷室床面、スクエアなエクステリアデザインと合わせ、優れた積載性を確保しました。また、軽量化した車体に新型エンジン・新型トランスミッションを搭載したことで、力強い走りと20.2km/L*3(JC08モード)のクラストップ*1の低燃費を両立しました。

新型軽乗用車『タウンボックス』は、クラストップ*1の室内長・室内幅・室内高を実現し、日常からレジャーシーンまで幅広く対応する広さを確保するとともに便利機能を充実させました。また、全車に新型ターボエンジンを搭載し、高速走行・長距離移動でもたのもしく力強い走りと16.2km/L*4(JC08モード)のクラストップ*1の低燃費を両立しました。

なお、いずれのモデルも、スズキ㈱からのOEM供給車となります。

*1 軽キャブバンクラス、軽キャブワゴンクラス 2015年2月現在、自社調べ
*2 ミニキャブ バン(ブラボーターボ)、タウンボックス(全車)
*3 ミニキャブバン 「M」 2WD 5AMT車
*4 タウンボックス 「G」「Gスペシャル」 2WD車


1.商品概要

(1)『ミニキャブ バン』
(1)走行性能、燃費性能
 力強い走りと低燃費を両立する吸気可変バルブタイミング機構を採用した新型エンジン(標準/ターボ)を搭載。力強い低中速
 トルクにより、荷物積載時でもスムーズな走りを実現します。
 標準エンジン車には、クラッチおよびシフト操作を自動で行う新型トランスミッション「5速自動マニュアルトランスミッション
 (5AMT*5)」を従来の3ATに代えて新たに搭載しました。これにより、力強い走り、電子制御による優れた燃費性能、ギヤ比の
 最適化による高い登坂性能、高速走行時の静粛性を実現しました。またAT同様のクリープ機能により渋滞時や駐車時の走行
 もスムーズに行えるほか、積極的に加減速を行いたい時はマニュアルモードも選択可能としました。
 「M」の2WD 5AMT車はJC08モード燃料消費率でクラストップ*1の低燃費20.2km/Lを実現。また、「ブラボーターボ」を除く
 全車でエコカー減税/免税*6となる低燃費を実現しました。

(2)荷室空間、積載性能
 ホイールベースの拡大やインパネ形状の変更により荷室容量を拡大し、荷室長1,910㎜(「M」「G」2名乗車時、旧型比+210
 ㎜)、荷室高1,240㎜(旧型比+45㎜)、荷室幅1,385㎜(4名乗車時)、荷室床面長1,955㎜*7(2名乗車時)の全てにおいて
 クラストップ*1となる、ゆとりある荷室空間を実現しました。
 テールゲート開口部と後席スライドドア開口部を拡大し、いずれもクラストップ*1の開口部高・開口部幅としたほか、荷室床面
 地上高を650㎜へ15㎜下げたことにより、積載性・乗降性を向上しました。
 長尺物を積載するために助手席を前倒しした際(1名乗車時)の床面長もクラストップ*1となる2,640㎜としています。
 オーバーヘッドシェルフ(天井前方部<「M」を除く>)、センターミドルトレー(インパネ中央)、インパネカップホルダー、フロント
 ドアボトルホルダーなど多彩な収納スペースを新たに設定し、使い勝手を高めました。

(3)安全性能
 新たに先進予防安全技術「e–Assist」*8を搭載しました。低車速域衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM-City)*9および誤発
 進抑制機能*10により、衝突の危険を察知してドライバーに知らせるとともに、被害を回避、軽減できるようにサポートします。

*5  Automated Manual Transmission の略
*6  「M」「G」「ブラボー」5AMT車は取得税・重量税ともに免税。 「M」2WD 5MT車は取得税60%減税、重量税50%減税
*7  助手席シートスライドを最前端とした時の、助手席後端からテールゲートまでの長さ
*8  ブラボーターボ車に、「FCM-City」および「誤発進抑制機能」を「アクティブスタビリティコントロール(ASC)」、「エマージェン
   シーストップシグナルシステム」とともに装着
*9  約5~30㎞/hの低速走行時に前方車両との衝突の危険がある時は、ブザー音とメーター内の警告灯で注意喚起するとと
   もに自動ブレーキで衝突を回避または衝突被害を軽減
*10 停車時~約10㎞/hでの走行時に、前方(約4m以内)に障害物を検知している状態で、踏み間違いなどの操作ミスにより
   アクセルペダルを素早く・強く踏み込んだ場合は、ブザー音とメーター内の警告灯とともにエンジン出力を抑制。発進をゆる
   やかにし、衝突被害を軽減


(2)『タウンボックス』
(1)室内空間・使い勝手
 室内長2,240㎜(旧型比+195㎜)、室内幅1,355㎜(旧型比+50㎜)、室内高1,420㎜(旧型比+35㎜)の全てにおいてクラ
 ストップ*1となる広々とした室内空間を確保しました。
 フロントシートにベンチシートを採用したほか、シートスライド量を運転席で65mm、助手席で60㎜拡長したことにより、前席で
 の運転席・助手席間の移動や助手席からの乗り降りなど利便性を向上させました。
 また、ホイールベースの拡大とリヤシートスライド量の拡長により、前後乗員間距離はクラストップ*1の1,080㎜を実現し、後席
 足元はさらにゆとりをもたせるなど居住性を向上させました。

(2)利便性、操作性
 開閉操作が便利なワンタッチ電動スライドドアを「Gスペシャル」では後席両側、「G」では後席助手席側に採用し、利便性を向
 上しました。また、リヤスライドドアのハンドル部を縦型化し、操作性も改善しました。
 サイドアンダーミラー付ドアミラー(助手席側)や車速連動式オートドアロック、オートライトコントロール、エンジンスイッチ+キー
 レスオペレーションシステムを新たに採用し、利便性を向上させました。
 3本スポークのステアリングホイール(ステアリングオーディオスイッチ付*11)や、視認性に優れる大型3眼メーターの採用によ
 り、内装の質感と操作性を向上しました。

(3)走行性能、燃費性能
 吸気可変バルブタイミング機構、電子制御スロットルなどを採用し、燃焼効率を高めたDOHCインタークーラー付ターボチャー
 ジャーエンジンを搭載。車体の軽量化と合わせ、より力強い走りを実現するとともに、JC08モード燃料消費率でクラストップ*1
 の低燃費16.2km/L(2WD車)を達成しました。

(4)安全性能
 新たに先進予防安全技術「e–Assist」*8を搭載しました。低車速域衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM-City)*9および誤発
 進抑制機能*10により衝突の危険を察知してドライバーに知らせるとともに、被害を回避、軽減できるようにサポートします。

*11 ディーラーオプションの専用ナビと連動


2.販売概要

(1)販売目標
ミニキャブシリーズ*12 計1,000台/月

(2)メーカー希望小売価格 (リサイクル料金、保険料、消費税を除く税金、登録等に伴う費用は含まれません)
(1)新型『ミニキャブ バン』

(2)新型『タウンボックス』


*12 『ミニキャブ トラック』『ミニキャブ バン』『タウンボックス』
*13 環境対応車の普及促進税制に基づく減税措置は、自動車取得税は平成27年3月31日新車届出、自動車重量税は平成
   27年4月30日新車届出まで








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