ニュース
国内の自動車790種類(型式)に対応した 3G通信対応CANデータ送信機のサンプル出荷を開始【ZMP】
2015年1月9日
−車両診断用コネクタ(OBDII)、GPS、加速度・ジャイロ、コンパスのデータを3G経由で送信−
㈱ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は、この度、国内の自動車790種類(型式)に対応した、3G通信対応の車載CANデータ送信機「カートモ(R)UP 3G」のサンプル出荷を開始致しました。
本製品は、自動車の診断用コネクタOBDIIに装着することで、車両情報(CAN/K-line)および、GPS、加速度・ジャイロセンサ、電子コンパスのデータを取得、3G通信にてサーバに送信が可能なモジュールです。取得可能な情報は、車速、瞬間燃費、エンジン回転数など(次頁参照)、車両の運行管理等で広く求められる情報の取得が可能です。対応する自動車の種類(型式)は790と、国内で販売されている自動車に幅広く対応。足元で邪魔になりにくい小型コネクタを採用、GPS部が独立しているため受信感度を踏まえた柔軟な設置ができます。SIMフリー仕様のためニーズに合わせたSIMを用いることで、ランニングコストを抑えることができます。本製品で車載データを取得し、サーバ上にデータを蓄積し解析を行うシステムを構築することで、車両の運行管理や動態管理といった用途でご活用いただけます。
当社では、車載データを活用した研究開発や実車実験用途として、2チャンネルのCANデータをBluetoothで送受信可能な「カートモUP PRO」、2チャンネルのCANデータをUSBで送受信可能な「CAN USB-Z」を販売しております。今回のカートモUP 3Gがラインナップに加わることにより、お客様の様々なニーズに合わせた実験や研究開発、システム構築をサポートしてまいります。
価格は、9万円(税別)で、本日より受注を開始致します。
なお、本製品は、1月14日(水)から16日(金)まで東京ビッグサイトにて開催される「オートモーティブテクノロジー展2015」において、展示を行います。
カートモUP 3G http://www.zmp.co.jp/products/cartomoup3g
【特徴】
・ 車両情報と位置・挙動を同時に取得
・ 幅広い日本車種対応(790型式)
・ SIMフリーによる柔軟な運用が可能
・ バッファ機能搭載
※取得したデータをサーバ側で分析等を行うシステム構築についても承ります。別途ご相談くだい。
【価格】
カートモUP 3G 9万円(税別)
<内容>
・ カートモUP 3G 本体
・ ドキュメントCD-ROM
※まとまった数量のご発注の際には別途お見積りをさせて頂きます。
【機能仕様】
(*1)車種によっては、全ての車両情報が取得できない場合もございます。(車両側で非対応のため)
【展示会情報】
◆開催展名 : オートモーティブワールド2015/ 第3回 コネクティッド・カー EXPO
http://www.connected-car.jp/To-Visit/Merit/
◆会期 : 2015年1月14日(水)~16日(金)10:00~18:00(最終日は17:00 終了)
◆会場 : 東京ビッグサイト 西ホール コネクティッド・カー EXPO 西4-8
【本件に関するお問合せ】
㈱ZMP 営業部 TEL : 03-5802-6901 / FAX : 03-5802-6908 E-Mail : info@zmp.co.jp
【㈱ZMP】
http://www.zmp.co.jp/
本社:東京都文京区 代表取締役社長:谷口 恒
「Robot of Everything あらゆるものにロボット技術を応用し、安全で、楽しく便利なライフスタイルを創造する」というミッションのもと、「ADAS(先進運転支援)、自動運転技術開発用プラットフォームRoboCar®シリーズ及びセンサ・システムの開発・販売」、「移動体メーカ(自動車、商用車、建設機械、農業機械、物流搬送機器、屋外作業機械等)向け自動運転等の開発支援、実験代行業」、「物流支援ロボットCarriRo®の開発・販売」「大学・企業向け研究用ロボット、ロボット教材の開発・販売」を行っています。2001年1月文部科学省傘下の科学技術振興機構から技術移転を受け創業。日本ロボット学会実用化技術賞、経済産業省「今年のロボット大賞 最優秀中小・ベンチャー企業賞、中小企業基盤整備機構理事長賞」など数多くの賞を受賞。私たちはこれからも、ロボット技術とサービスで、イノベイティブな製品を生み出してまいります。(RoboCar、RoboTest、CarriRo はZMPの登録商標です。)
株式会社ZMPホームページはこちら