自動車機能安全資格取得トレーニングコース ～ Functional Safety Professional for ISO 26262 ～【テュフズードジャパン】

自動車の各機能が電子制御化されていく中、より高度なレベルでの安全が、社会全体から要求されています。 これらの要求を解決する手段として、機能安全の考え方に注目が集まっており、自動車向けの機能安全国際規格 ISO 26262も 6年間の策定期間を経て、昨年11月についに正式版が発行されました。

テュフズードは、ドイツ政府当局と並んで ISO26262 の規格策定作業をけん引してきたキー・メンバーであるだけでなく、第三者認証機関として機能安全に関する多くの認証を手がけて参りました。

本国際規格は量産品へ適用された初めての機能安全規格であり、従来の機能安全規格と比較して、最終製品の評価だけではなく、開発の過程をより重要視する傾向があります。そのため、開発組織の中で日常的に機能安全内部監査を行うことが重要になります。それと同時に、各企業において内部監査に従事出来る人材の確保が必然的に求められています。

このような背景のもと、ドイツ TÜV SÜD Automotive GmbH は、これまでの多くの認証経験を活かし、機能安全に携わる方のためのトレーニングプログラム、「Functional Safety Certification Program “FSCP”」 を開発致しました。

テュフズードの FSCP は、既に欧州の自動車 OEM の間で幅広く認知されたプログラムです。　公認内部監査員制度を持たない ISO26262 において、本規格に対する知識レベルを客観的に証明する方法として活用され、欧州の自動車メーカーに対するエビデンスとしてもお使い頂けます。

今回のトレーニングコースは、FSCP の4つのレベルのうち、”Level 2: Functional Safety Professional for ISO 26262” となり、プログラムの主な目的は、開発組織内において、本規格に精通し効果的に機能安全業務を実施できる人材を育成することにあります。機能安全内部監査員を務める方々のトレーニングとしてもご活用頂けます。　
受講者はトレーニング最終日の試験に合格することで、ドイツ TÜV SÜD Automotive GmbH から発行される Functional Safety Professional の証明書を取得いただけます。（有効期限5年）

※ その他のレベルについてはこちら （英語）

※ 2012年7月に開催された同タイトルのセミナーと同じ内容となります。