モータの電力使用量は日本の全電力消費量の約57%と推定され、モータ効率の数パーセントの効率化によって大きな発電所1基分の電力量の削減が可能ともいわれます。電力供給の安定性が懸念される昨今、モータの効率化は以前にも増して大変重要な技術となっています。
本年のモータ技術シンポジウムでは、レアアースを使わない、あるいは使ってもきわめて少ない省レアアースモータ技術、電動車両向けの技術、材料・部品・製造に関する技術、産業用・家電用・エネルギー創出などの用途別技術や、分野を横断する新技術など多面的な技術を紹介する12のセッションで構成されています。日本が世界に誇るモータ技術に関するシンポジウムへの、積極的なご参加をお待ちしております。