イベント セミナー情報
【第3回ReVisionモビリティサミット】自動運転とMaaS、ユーザーエクスペリエンス(UX)が変える 次世代のモビリティ・ビジネスモデル
第3回ReVisionモビリティサミット
2019年6月6日(木)-7日(金) ベルサール御成門タワー 自動運転とMaaS、ユーザーエクスペリエンス(UX)が変える 次世代のモビリティ・ビジネスモデル |
CASEやMaaSといったワードで語られる新たな潮流は、今まさに自動車・モビリティ関連業界全体に大きな変化をもたらそうとしています。これからの数年間で、どのように業界構造が変わり、従来のビジネスモデルがどう変化するのかは、一個人や一企業だけの視点・知見ではクリアに見通せない状況です。
ReVisionモビリティサミットは、CASEやMaaSといった大きな言葉でくくられがちな諸要素をテクノロジー視点で掘り下げ、ユーザーにとってのベネフィットは何か、そこにどのような次世代のビジネスが生まれるのかを多くの専門家との議論の中で捉える機会です。今回は、これまで開催した2度の1日イベントを2日間に拡大し、業界リーダーによる講演やディスカッション、交流機会をさらに充実させ、業界の変化に真摯に向き合う方々の情報交流・人的交流を支援します。
プログラム
セッション構成 |
第1日 ― 自動運転・ユーザーエクスペリエンス(UX)・キープレーヤーと海外動向 ―
セッション1: 自動運転の進化がもたらすインパクト セッション2: 次世代のユーザーエクスペリエンス(UX) セッション3: モビリティを変革するキープレーヤーと海外の動き |
第2日 ― モビリティのインパクト要因・データ活用とサービス創出・コンピュータ進化 ―
セッション4: モビリティの進化に影響を与える主要要素 セッション5: クルマや移動に関わるデータを活用したサービス創出 セッション6: コンピュータの進化がもたらす未来 |
※講演者や詳細内容は更新・調整中です
第1日(6月6日):
― 自動運転・ユーザーエクスペリエンス(UX)・キープレーヤーと海外動向 ―
8:45 | 受付 | ||||||
9:30 |
ReVision Auto&Mobility挨拶:
友成 匡秀(株式会社InBridges代表) <総合司会> 林 愛子(株式会社サイエンスデザイン 代表) |
||||||
セッション1 ”自動運転の進化がもたらすインパクト” | |||||||
9:35 |
基調講演 <15分>
「世界的なCASEアップデートと自動運転技術の位置付け」 ■クルマの知能化やコネクティビティ、MaaS等の最新動向とともに、新たなモビリティ潮流の中で 自動運転をどう捉えるべきかを提示する
|
||||||
9:50 |
基調講演 <25分>
「将来のモビリティ社会に向けた自動運転技術開発」 ■センサー性能・知能化技術等の進歩がこれまで培ってきた安全技術・制御技術と融合し、 自動運転が実現可能な時代を迎えるなか、トヨタの自動運転技術開発の取組みを示し、 実用化へ向けた課題やモビリティ社会へのインパクトについて語る
|
||||||
10:15 |
基調講演 <25分>
「自動運転の実用化に向けた研究者的考察」 ■ドライバーモーションの実証モデルや自己位置推定技術および、これから必要な3次元 詳細地図のあり方について、研究成果を基に紹介する
|
||||||
10:40 | コーヒーブレイク および参加者交流 <20分> | ||||||
11:00 |
パネルディスカッション <50分>
「自動運転と新しいモビリティ領域で日本が世界をリードするために」 ■モビリティサービスや社会構造の変化の中で、ユーザーの移動の利便性を高めるため、 自動運転技術をどう活用すべきか、そのための技術的・社会的な課題は何か。 これから必要な取組みを議論する
| ||||||
11:50 |
講演 <25分>
「自動運転に必要なコンピュータ性能と必要なアプローチ」 ■レベル5の完全自動運転までをも実現できる車載コンピュータを量産レベルで提供する上で、 世界動向と現在の技術的チャレンジについてアップデートし、AIを含めた要求性能の背景および 開発に必要なインフラにも言及する
|
||||||
12:15 |
ランチブレイク および参加者交流 <70分>
※ランチは参加者にお弁当をお出しし、交流会場でコーヒーなどを提供いたします |
||||||
セッション2 ”次世代のユーザーエクスペリエンス(UX)” | |||||||
13:25 |
講演 <10分>
「新しい時代のユーザーエクスペリエンス(UX)」 ■変化するクルマと移動サービスに対してユーザーは何を求めているのか、ユーザー視点に立ち、 新時代のUXについて問題提起する
|
||||||
13:35 |
講演 <20分>
「安全な自動運転に必要なヒューマンファクター諸要素とHMI標準化への取り組み」 ■ドライバーの認知状況の評価など最新の研究成果を紹介しつつ、これから自動運転導入へ 向けてHMI標準化への課題と必要なアプローチについて掘り下げる
|
||||||
13:55 |
講演 <20分>
「ユーザー視点で捉える、次世代のUXに必要な要素」 ■次世代のUXをかたちづくるため、ユーザー・ニーズを反映するフレキシブルなソフト ウェア構築や、シンプルなユーザー・コミュニケーションのあり方、安全性・品質面との バランスなど、これから必要なアプローチを捉える
|
||||||
14:15 |
講演 <20分>
「進化するAI音声アシスタントの最新技術」 ■音声認識・AI技術の進化を概観し、クルマの室内空間やモビリティーサービスにおける、 音声コミュニケーション技術が創造する新たなユーザ体験について、現状と今後を展望する
|
||||||
14:35 |
パネルディスカッション <50分>
「MaaSなどモビリティサービスの変化に対応する、次世代のUXのあり方を探る」 ■自動運転やMaaSなどクルマを活用した新しいサービスが進化する中で、クルマの中だけに とどまらない、新しいモビリティ時代に必要なUXの形成もあり方について考える
|
||||||
15:25 | コーヒーブレイク および参加者交流 <25分> | ||||||
セッション3 ”モビリティを変革するキープレーヤーと海外の動き” | |||||||
15:50 |
講演 <25分>
「東京からタクシー産業を変える!みんなのタクシーの挑戦」 ■東京最大級のタクシーアプリ“S.RIDE”の展開、及びユーザーの利便性を高めるため、 AIによる需給予測など、MaaS時代に求められるサービスについて語る
|
||||||
16:15 |
講演 <25分>
「CMOSイメージセンサーによる自動運転への貢献」 ■最新のCMOSイメージセンサー技術が拡げるクルマの新しい視界領域と、センサーの進化が 可能にする自動運転の未来像について、ソニーの提唱する安全概念、Safety Cocoon (セーフティ・コクーン)ビジョンとともに提示する
|
||||||
16:40 |
講演 <25分>
「保険が捉える新テクノロジー領域」 ■自動運転の進化、またMaaSなど社会全体のモビリティ進化に伴う課題やリスクをどう捉えて いるのか、保険業界からの視点で掘り下げる
|
||||||
17:05 |
講演 <25分>
「中国の自動車・モビリティサービス市場の最新動向」 ■中国でのモビリティサービスの高度化を起点として進む、大手OEM、各種新興企業、システム 会社、IT企業等の動きや今後の見通しを紹介しつつ、日本の関連企業への影響を分析する
|
||||||
17:30 |
ネットワーキングパーティ <1時間30分>
※アルコールやソフトドリンク、軽食を提供いたします |
||||||
19:00 | 終了 |
第2日(6月7日):
― モビリティのインパクト要因・データ活用とサービス創出・コンピュータ進化 ―
8:45 | 受付 | ||
セッション4 ”モビリティの進化に影響を与える主要要素” | |||
9:30 |
基調講演 <30分>
「CASEがもたらす将来モビリティ社会に向けた政府の取組の方向性」 ■大きな技術変革により、クルマに新たな社会的価値が期待される中、どのようにして産業競争力を 保ち続けるか、自動車新時代戦略会議で提示された方向性を紹介する
|
||
10:00 |
基調講演 <30分>
「電動化を巡る欧米・中国などの市場動向とそれぞれの課題」 ■電動化の欧米・中国など海外市場動向を捉え、普及に向けての課題や、乗用車・商用車を含めた 市場予測、これから必要な取り組みについて考える
|
||
10:30 | コーヒーブレイク および参加者交流 <20分> | ||
10:50 |
講演+対談 <50分>
「セルラーV2Xや5Gなど通信が変革する自動運転とモビリティ」 ■センサーの届かない領域を可視化し、より安全でコストを抑えた安全な自動運転・ADASに 通信の進化がどう寄与するかを掘り下げる
| ||
11:40 |
基調講演 <30分>
「自動運転やMaaSの進化に地図が果たす役割」 ■自動運転やMaaSなど新しいモビリティの変化において地図に求められる役割とは何か、 そのためにどのような取組みが必要かを語る
| ||
12:10 |
ランチブレイク および参加者交流 <65分>
※ランチは参加者にお弁当をお出しし、交流会場でコーヒーなどを提供いたします |
||
セッション5 ”クルマや移動に関わるデータを活用したサービス創出” | |||
13:15 |
共同講演 <30分>
「地図をベースにしたデータ連携が拓く可能性」 ■地図をベースにした多様なデータ連携がユーザーにとってどのようなベネフィットを生み出す のか、テクノロジー解説なども含めてHERE Japanおよびヤフーの取り組みから考える
|
||
13:45 |
パネルディスカッション <70分>
「クルマや移動に関するデータをどう集約・活用すべきか」 ■モビリティが大きく変化する中で、ユーザーにベネフィットをもたらすデータとは何か、 サービス創出のために様々な企業がどのように協調できるかを議論する
|
||
14:55 |
講演 <30分>
「MaaSなど新しいモビリティサービス構築に必要なデータプラットフォーム」 ■スマートな移動とシームレスなサービス連携のため、自動車業界に横たわる課題と IT視点からのソリューションを提示する
|
||
15:25 | コーヒーブレイク および参加者交流 <25分> | ||
セッション6 ”コンピューターの進化がもたらす未来” | |||
15:50 |
講演 <10分>
「コンピュータの革新がモビリティに与える影響」 ■モビリティ分野で一歩先を行くために、なぜ今、コンピュータの革新について知る必要が あるのか、専門的見地から概説する
|
||
16:00 |
講演 <20分>
「量子コンピューターで変革するモビリティの未来」 ■量子コンピューターがMaaSや工場IoTの世界をどのように変えていくのか。 デンソーが取り組む実証実験を例に掘り下げる
|
||
16:20 |
講演 <20分>
「量子コンピュータの可能性と将来へ与えるインパクト」 ■ 技術側面から量子コンピュータについて解説し、自動運転やディープラーニングとの関係など、 進化の先に広がる世界と、その実現に向けたNECの取り組みを紹介する
|
||
16:40 |
パネルディスカッション <50分>
「コンピュータの進化がもたらす将来像をえがきだす」 ■コンピューター進化が、その他の技術や社会の発展と組み合わさり、企業活動やユーザーの 利便性などにどのような新たな価値をもたらすのか、未来像を捉える
|
||
17:30 |
ネットワーキングパーティ <1時間20分>
※アルコールやソフトドリンク、軽食を提供いたします |
||
18:50 | 終了 |