イベント セミナー情報
自動車 デジタルエンジニアのための高周波講座【キーサイト・テクノロジー】
カーエレクトロニクス市場は今後数年で年率平均8~10%で成長する市場です。また、自動車一台辺りのエレクトロニクス部品のコスト比率は、ハイブリットカーでは50%と言われ今後もこの比率は増える予想されています。この様な背景から自動車業界におけるエレクトロニクスエンジニアの活躍の場は今後も更に拡大すると考えます。
今後飛躍的に拡大するカーエレクトロニクスですが、技術の進歩も目覚しくレーダー、無線通信、5G、車載イーサネットなど多くの高周波技術も採用されています。また、デジタル回路においても動作クロックは数100MHを超える周波数になっており、基板上も数GHzの信号が伝送される様になっており、デジタル回路とは言えもはや大規模なアナログ回路または高周波回路と言えます。デジタルエンジニアの方も既に高周波の知識が必要な時代になっています。
本講座では主に自動車のデジタルエンジニア向けに全6セミナーで構成され、、
「高周波の知識」「高周波での部品の特性」「高速ロジック回路の電源ライン評価」「高速伝送路の評価」「高周波評価で使用されるネットワークアナライザ」「インピーダンス測定」「EMC評価」についてご説明します。
自動車のデジタルエンジニア以外にも「高周波について」学びたい方にもお勧めのセミナーですので、奮ってご参加ください。
弊社競合会社、個人のお客様のお申込みはお断りさせていただいております。予めご了承ください。
開催概要
名称:自動車 デジタルエンジニアのための高周波講座
開催日時:2018年10月25日(木)/26日(金)時間:10:30~15:45
場所:WEBセミナー
対象:車載電子機器および部品、コンポーネンツの開発、評価のデジタルエンジニア
定員:300名
費用:無料
お問い合わせ先:WEBセミナー事務局 keysight@kw-event.jp
お申込みの詳細 こちらをご覧ください
セミナースケジュール
デジタルエンジニア向けSパラメータ入門
開催日:2018年10月25日(木)時間:10:30~11:30 60分 講師:弊社ソリューションエンジニア 依田 達夫 内容:データレートの高速化に伴いデジタル回路を大規模なアナログ回路または高周波回路として扱う必要が出ています。そのため、デジタルエンジニアにも伝送路、信号の反射、定在波、スミスチャート、Sパラメータなど普段聞きなれない知識が必要になっています。本セミナーではSパラメータの基本的なことから、それが波形にどう影響するのか?アイパターンがどのように変わるか?どれ程度の周波数からクロストークを気にしないといけないか?など、適切な伝送路のデザインをイメージできるよう解説します。 |
インピーダンス測定の基礎
開催日:2018年10月25日(木)時間:13:30~14:30 60分 講師:株式会社モーデック 島田 寛之 様 内容:低周波における回路素子の抵抗率は複素数のインピーダンスで記載され、その正確な測定は、回路シミュレーションで必要とされます。また、誘電率、透磁率などもインピーダンスから導出可能です。本セミナーでは、インピーダンスの基礎から話をはじめ適切な測定方法を紹介します。 |
高速LSIの挙動が安定!電源回路網の最新測定解析手法
開催日:2018年10月25日(木)時間:14:45~15:45 60分 講師:弊社ソリューションエンジニア 大津谷亜士、明石芳雄 内容:最近のLSIは、日々、大規模高速化し、LSIが要求する低電圧・大電流に対応した電源回路網の設計は、極めて難易度が上がる一方で、試作回数の削減、短期間での設計が課せられています。本セミナーでは、回路基板の電源問題(電源ノイズ、電源インピーダンス)の最新測定手法、およびシミュレーションによるパスコンの最適化、熱・電気練成解析による高精度な設計手法を紹介します |
これでわかる!アイパターン・ジッタ評価の基礎
開催日:2018年10月26日(金)時間:10:30~11:30 60分 講師:弊社ソリューションエンジニア 竹嶋 茂樹 内容:高速シリアル伝送ではアイパターンでの評価、ジッタ測定は基礎的かつもっとも重要な評価項目です。これらの評価項目はGo/NGの判定だけでは無く、デバッグにおいて足がかりとなるものですが、最新のより高速化されたインターフェースではその評価方法も複雑化しています。また、高速化が進むにつれ使用する測定器に求められる性能も厳しくなっていますが、その意味をご理解いただけていますか。本セミナーではアイパターンの正しい評価方法とその意味するところを解説し、さらにジッタの基礎とその解析手法について詳しくご説明します。 |
ネットワークアナライザの基礎
開催日:2018年10月26日(金)時間:13:30~14:30 60分 講師:株式会社モーデック 島田 寛之 様 内容:デジタルエンジニアの方には馴染みの薄い測定器ネットワークアナライザ、この測定器は高周波のコネクタ、ケーブル、抵抗・コンデンサ・コイルなどのパッシブ部品、無線などの高周波の回路の測定には必須な測定器です。また高周波デジタル回路の伝送路(基板のパターン)、コネクタやフィルタなどを実装した回路など、デジタルの回路の評価でも一般的になってきています。本セミナーではネットワークアナライザの構造や動作原理、精度良く測定する方法、測定のパラメータとして用いるSパラメータについてご説明します。 |
EMC評価を知ろう_スペアナから信号発生器まで
開催日:2018年10月26日(金)時間:14:45~15:45 60分 講師:弊社ソリューションエンジニア 池原 司益 内容:デジタル機器は複雑化、高度化し、機器の内部干渉をはじめEMC対応は避けて通れないものとなっています。本セミナーでは車/車載機器/民生品など多くの業界のエンジニアが知っておくべき測定(プリコンプライアンス/フルコンプライアンス)、オシロスコープ、スペクトラム・アナライザ(RTSA)、任意信号発生器などを使ったEMC評価手法、およびスペクトラム・アナライザで陥りやすい測定ミスなどについて事例を含めてご紹介します。 |
キーサイト・テクノロジー自動車テストソリューション
キーサイトは、自動車テスト市場に対して積極的に取り組んでいます。以下のページでは、キーサイトのオートモーティブテスト向けソリューション、車載バス、パワートレイン回路設計、ナノスケール素材分析等をご紹介します。
自動車テストソリューションのページ
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