イベント セミナー情報
一般道完全自動運転とモビリティ製造の新潮流【新社会システム総合研究所】
原財団特別セミナー
No.S18095
一般道完全自動運転とモビリティ製造の新潮流
開催日時 | 2018年 3月26日(月) 午後1時~午後4時50分 |
会場 |
紀尾井フォーラム
東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート1F |
受講料 | 1名につき 27,000円(税込) |
備考 | |
お問合せ電話番号:03-5532-8850 | |
重要講義内容 |
Ⅰ. 愛知県における自動運転関連の取組について |
愛知県産業労働部産業振興課自動車産業グループ 氏 |
【13:00~13:35】
自動運転の実証実験等に取り組む、愛知県の社会的・産業的背景や経緯等について説明するとともに、これまで実施してきた実証実験の概要や県民モニター調査の結果、あいち自動運転推進コンソーシアムなど産業振興につなげる取組等について説明する。 1.愛知県における自動車産業や社会等の現況 2.自動運転実証実験の概要及び成果 3.あいち自動運転推進コンソーシアムについて 4.今後の取組予定 5.質疑応答/名刺交換 |
Ⅱ. 自動運転の現状とレベル4モビリティサービスの実現に向けて |
名古屋大学 未来社会創造機構 知能化モビリティ研究部門 特任教授
二宮 芳樹(にのみや よしき) 氏 |
【13:45~14:40】
自動運転は「交通事故」「渋滞」、新たな社会問題である「ドライバ不足」「高齢化」「過疎化」の解決、そして「所有から利用へ」など交通システムや 産業構造の変革につながることから世界中で技術開発競争が激化している。 自動運転の中でも期待が高まっている一般道完全自動運転によるモビリティサービスの実現に向けて、ティアフォー、名古屋大学での取り組み状況を実現のためのコア技術を中心に紹介する。 1.自動運転の概要 2.自動運転の世の中の状況 3.一般道完全自動運転実現のための技術ポイント、 一般道完全自動運転によるモビリティサービス実現の取り組み状況、課題 4.質疑応答/名刺交換 |
Ⅲ. 2017年度、一般道における自動走行実証実験の取り組みについて |
アイサンテクノロジー(株) 取締役/MMS事業本部 本部長 佐藤 直人(さとう なおと) 氏 |
【14:50~15:45】
アイサンテクノロジーを中心に、2017年度内に実施している全国各地での自動走行実証実験の概要や取り組みについてご紹介いたします。 1.一般道における自動走行実証実験 2.国の制度など 3.高精度3次元地図 4.自動運転システム 5.質疑応答/名刺交換 |
Ⅳ. 第四次産業革命時代のものづくりの新潮流 ~モビリティ製造等を事例に~ |
(株)カブク 代表取締役CEO 稲田 雅彦(いなだ まさひこ) 氏 |
【15:55~16:50】
世界的な潮流としてIoT、AIの進展によるビジネス変革が始まっており、製造業においてもデジタル化を推進し、競争力を高めていくことが求められています。しかしながら、その導入に至るまでは様々な技術の組み合わせ、新たなアイデア、必要な人材の確保など多くの課題があります。 本講演では、オンデマンド製造サービス業として、現場に3Dプリンターやデジタル化技術を導入し、新たなものづくりの創出に寄与しているものづくりベンチャー企業である株式会社カブクが、様々な事例紹介も交えて、講演致します。 1.第四次産業革命の到来 2.3Dプリンター(AM:additive manufacturing)とは? 3.ものづくりのデジタル化がもたらす構造変化 4.これからのものづくりとメーカーズ 5.質疑応答/名刺交換 |
講師プロフィール |
愛知県産業労働部産業振興課自動車産業グループ 氏
自動車安全技術の開発支援や普及啓発、自動運転実証実験の促進など、愛知県における自動車産業振興を担当。 |
二宮 芳樹(にのみや よしき) 氏
1983年3月 名古屋大学工学研究科電子工学専攻 修了。1983年4月 (株)豊田中央研究所 入社。2004年3月 同社 走行支援センシング研究室長。2009年2月 同社 安全・情報システム研究部 特命主査。2011年7月 同社 情報エレクトロニクス研究部 部長。2012年2月 同社 総合企画室 統括主査。 2014年4月 名古屋大学 未来社会創造機構 特任教授 博士(工学)。 |
佐藤 直人(さとう なおと) 氏
1994年4月 アイサンテクノロジー(株) 入社。2009年より、高精度3次元地図事業統括。2016年より、高精度3次元地図および自動走行システム事業統括。現在、MMS事業本部 取締役本部長。 |
稲田 雅彦(いなだ まさひこ) 氏
「モノづくりの民主化」を掲げて2013年、(株)カブクを設立。3Dプリンティングによるデジタル製造プラットフォームを立ち上げる。トヨタ自動車、Hondaのパーソナルモビリティへのカスタマイズパーツの提供を行うほか、グローバルでのデジタル工場向け基幹業務クラウド提供など、デジタルものづくり分野でさまざまな企業と協業し、高い注目を集めている。2017年9月に東証一部上場の蛍光表示管の最大手であり、金型用部品、ラジコン機器などでも大手メーカーである双葉電子工業(株)からのM&Aにより連結子会社化を行う。東京大学大学院修了(コンピュータサイエンス)。大学院にて人工知能の研究に従事。新卒にて博報堂入社。入社当初から、様々な業種の新規事業開発、統合コミュニケーション戦略立案、クリエイティブ企画開発、システム開発を行う。カンヌ、アドフェスト、ロンドン広告祭、TIAAなど、受賞歴多数。大阪出身。主な著書『3Dプリンター実用ガイド』。 |