イベント セミナー情報
PowerTHERM Users Group Meeting 2017【エクサ・ジャパン】
エクサ・ジャパンでは、製品設計開発に対するシミュレーションによる熱性能開発の提供の場として、
「PowerTHERM Users Group Meeting 2017」を開催いたします。
本セミナーでは、シミュレーションを積極的に活用されている企業の皆様の事例発表、PowerTHERM開発元のThermoAnalytics社の講演をはじめ、ご来場者の皆様に有益となる情報を提供させていただきます。皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げております。
開催概要
日 程 | 2017年9月14日(木) | 時 間 | 13:00 ~18:00 (12:30~受付開始) | 会 場 | 東京コンファレンスセンター・品川 | 対 象 | 製造業の管理職、エンジニア
(*競合他社様の登録はご遠慮いただいておりますので、予めご了承ください。) |
参 加 費 | 無料(事前登録制)
(*定員となり次第、お申込は終了とさせていただきます。 お席に限りがございますのでお早目にご登録をお願いいたします。 また、応募多数の場合、ユーザーの方を優先させていただく場合がございますので 予めご了承ください。) |
主 催 | エクサ・ジャパン株式会社 |
プログラム
Time | TITLE&PRESENTER | ABSTRACT |
12:30 | 受付開始 | |
13:00 ~13:05 |
エクサ・ジャパン株式会社
ご挨拶 代表取締役社長 石川 和仁 |
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13:05 ~13:35 |
エクサ・ジャパン株式会社
Exa社、ThermoAnalytics社サーマルアプリケーション シニアセールスディレクタ 成田 明弘 |
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13:35 ~14:05 |
日立建機株式会社
PowerTHERMを活用した 尿素水解凍シミュレーションへの取り組み 実験解析評価センタ 川澄 一樹 様 |
今般販売開始した新型油圧ショベルZAXIS-6シリーズにおいては、日本のオフロード法2014年排出ガス規制、欧州(Stage IV)、北米(Tier4 Final)に対応するべく尿素SCRシステムを搭載した。
中でもNOx浄化の際に必要な尿素水は、温度管理が重要となる。特に低温環境下においては、尿素が凍結することによる機能不全が考えられるため解凍機構を設けている。 本発表では、ZAXIS-6シリーズ開発時に適用したPowerTHERMによる尿素水解凍性能予測シミュレーションの概要を紹介する。 |
14:05 ~14:35 |
エクサ・ジャパン株式会社
PowerTHERMとGT-Suiteカップリング によるキャビンシミュレーション 技術部 (PowerTHERM製品担当) アプリケーションエンジニア 周 徐斌 |
従来のフル3Dの流体解析手法とは異なり、PowerTHERMとGT-SUITEとのカップリングシミュレーションは、リアルタイムに近い計算時間でキャビン温熱環境解析を可能にした準3Dの手法である。本手法により、長時間の現象の解析に対して計算時間の短縮と解析精度とを両立させることが可能である。キャビンHVACの仕様検討や各種パラメーターの設計の早い段階で、多くのケーススタディーを実行することが可能である。
本発表では、本解析手法の仕組みやワークフローの詳細、活用事例と精度検証を紹介する。 |
14:35 ~14:55 |
休憩 | |
14:55 ~15:40 |
Exa Corporation
ソークと冷却を考慮したキャビン冷却性能設計 System Modeling and Controls Senior Technical Director: Phd. Ed Tate |
PowerFLOWとPowerTHERMは、キャビンの快適性を向上させるための冷却設計に使用されます。
キャビンを加熱する日射の影響と空調システムによってどのように熱が除去されるかを考慮することで、 冷却性能の検討を行うことができます。 快適な車室内空間を作るための設計プロセスは、コンセプト設計から始まり、 冷却能力、ガラス、キャビン材料に関する決定が行われるにつれて成熟します。 PowerTHERMは、キャビン温度を上昇させる輻射熱、温度層別化と対流の影響を予測するために使用されます。本セッションではPowerTHERMとPowerFLOWのカップリングによるキャビン冷却性能設計についてご紹介する。 |
15:40 ~16:10 |
株式会社 本田技術研究所
四輪R&Dセンター 車両開発における熱解析事例 第11技術推進室 第5ブロック 主任研究員 滝口 貴 様 |
自動車の低燃費化へのユーザーの期待と需要は年々高まっている。燃費向上のために走行抵抗を減らす手法として、エンジンルームに導入される風の量を減らして、空気抵抗を減らす方法もある。一方、パワートレインに目を向けると、ハイブリッドや過給により熱交換器が追加され、エンジンルーム内温度は上昇傾向にある。
部品の品質保証の観点では部品温度を一定値以下に保つ必要があり、より外気導入が望まれ、燃費向上とは背反事象にある。 本発表では、PowerTHERMを用いた事例として車速の異なる走行条件における部品温度予測の例を紹介する。 |
16:10 ~16:30 |
休憩 | |
16:30 ~17:30 |
ThermoAnalytics Inc.
PowerCOTHERMプラットフォームと 排気モジュールを用いた ドライブサイクルシミュレーション Product & Commercial Service Vice President Mr. Craig Makens |
初期の車両コンセプトのフロントローディング熱解析は、OEMの確立されたプラクティスとなっています。 しかし、シミュレーションの大部分は、キーオフシナリオなどの定常状態または短期間の状態です。 時間依存シミュレーションは、車両が経験する実際の走行条件を表し、仮想車両熱管理の次のステップです。 成功した時間依存シミュレーションの多くの課題に対処するため、PowerTHERMの機能が拡張されました。
PowerCOTHERMは、複雑なCAEマルチフィジックスシミュレーションを構築するための柔軟なフレームワークを提供します。 Exhaust Toolは、一時的な熱源を提供するために排気システムの迅速かつ正確なシミュレーションをサポートします。 ツールの組み合わせは、時間依存シミュレーションに役立ちます標準的なシミュレーション方法になります。 |
17:30 ~17:50 |
ThermoAnalytics Inc.
PowerTHERM開発ロードマップ Product & Commercial Service Vice President Mr. Craig Makens |
最新バージョンのPowerTHERM12.3の新機能および、次期バージョンでの機能拡張、開発計画について紹介する。 |
17:50 ~18:00 |
質疑応答 |
*プログラムは都合により変更になる場合がありますので予めご了承ください。
*他言語のセッションでは、通訳を行います。
お問い合わせ
エクサ・ジャパン株式会社 セミナー事務局
Tel: 045-228-7669
E-mail: Seminar-jp@exajapan.jp