イベント セミナー情報
Automotiveセミナー【シーメンス】
昨今の車両開発では、単にNV特性の改善だけではなく、燃費改善、操縦安定性の向上、安全性の確保など、多面的な属性を加味した総合的なクルマ作りが求められております。それを実現するためには、設計初期の段階において、システム全体として各属性に満足のいく最適化を実施することが重要で、メカニカル系の範囲だけにとどまらず、コントロール系も同時に統合したシステム全体として考察することで、今まで以上の性能改善の試みがなされております。 | |
今回のセミナーでは、この様な難問に対応するためのソリューションをご紹介いたします。
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開催概要
日時 |
2016年5月26日(木) 受付時間:9:30 – 10:00
(以降は各セッション開始10分前から受付(入替え)を開始) |
会場 |
横浜ベイホテル東急 クイーンズグランドボールルームA【MAP】
〒220-8543 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-7 アクセス: ・みなとみらい線「みなとみらい駅」から徒歩約1分 (ランドマークタワー、クイーンズスクエア方面の改札口よりクイーンモール1Fへ) ・JR根岸線、横浜市営地下鉄「桜木町駅」から徒歩約10分 |
主催 | シーメンス株式会社 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
お問合せ先 | セミナー事務局 |
プログラム
受付 | |
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【基調講演】 システム駆動型製品開発 – 実現に向けた展望*
Katrien Wyckaert Director, Automotive Industry Solutions 軽量、低燃費、安全、快適性への追及を求められる自動車業界において、システムでの枠組みは必須事案となりつつあります。 より複雑さを増す開発プロセスや新たな技術への課題に対応するため、システムレベルのアプローチを採用する自動車メーカーが増えています。このアプローチを実現するためには、部署間の情報共有が必要であると共に、個々のエンジニアリングレベルにおけるシステムの評価と検証も重要な要素となります。本セッションではシーメンスにおけるSDPDの実現に向けた取り組みやその手法についてご紹介します。 |
休憩・受付 | |
FMI 2.0を用いた車両運動及び詳細ABS/ESC油圧回路
シミュレーションモデルのHilsへの適応事例 近年、Function-Mock-up-Interface(FMI) 2.0が制定され、異なるシミュレーションツール間でのモデル流通をサポートするためのインターフェースとしての役割を果たすことが期待されています。特にHilsへのモデル活用においては固定タイムステップソルバー使用による計算収束性の課題があり、どのように克服するかが実用上重要となります。 本セッションでは、車両運動モデルと詳細ABS/ESCブレーキ回路モデルのMilsにおけるCo-simulationモデルを例に、詳細メカトロニクスモデルをダイナミクスを保ったままHilsへ実装する際の技術的問題点を整理/議論し、Imagine.Lab Amesimを用いたモデル解析手法及びモデルリダクションプロセスとFMI 2.0を用いたHilsへの実装例を紹介します。 |
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適合業務のフロントローディングと性能バランスの最適化
本セッションでは自動車開発における以下のテーマについてご紹介します。 1. 適合業務のフロントローディング実現のための課題 2. 物理モデルに求められる要件 3. 机上でのバーチャル適合 4. ケーススタディの紹介 |
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休憩・受付 | |
車両エネルギー管理(VEM)の実験とモデリング
CO2排出量の削減と燃費改善が求められる中で、開発車両の性能を精度よく予測し、エンジニアリング的理解を深め、先進的な実機テストと解析ツールを用いて車両エネルギー管理モデルを作成する方法をご紹介します。 |
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休憩・受付 | |
疲労耐久試験シナリオの加速化と適用事例
このセッションでは、疲労耐久試験の最適化手法とその事例についてご紹介します。 - 疲労とは? - 路面荷重データ収集の重要性 - 異なる荷重条件の比較方法 - 加速試験シナリオ - 加速試験事例紹介 |
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音響アレイによる3次元アコースティックイメージングを用いた
エンジンコンポーネントの音響パワー推定とその応用* 他社製品のベンチマークや次期製品の目標値設定・検証といった製品開発の各工程において、エンジンの各コンポーネントから放射される音響パワーの定量的な計測は自動車メーカーの重要課題となっています。本活動では既往のホログラフィ、ビームフォーミングといった2次元のアコースティックイメージング技術から出発し、エンジン各面から放射される音響パワーの評価技術を整理するとともに、PSAとの共同研究で新たに導入された3次元アコースティックイメージングによるコンポーネント単位の音響パワー同定技術について、その手法、解析結果をご紹介します。 |
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Virtual SEA : 有限要素モデルを用いた適用周波数域の拡張手法による
中高周波数帯域 NVH への適応 ロードノイズ、エンジンノイズ、風切り音などにおいては対象周波数帯域は広範囲に及びます。低周波数帯域では有限要素法等の確定的アプローチにより多様な NVH 問題への対応が可能です。一方中高周波帯域においては確定的アプローチでは解析コストに見合う十分な情報を得るのが困難です。これは高周波数帯域にまで多くの設計仕様を検討する必要があるためです。顕著な例としてロードノイズやパワートレインノイズに対する Sound Package モデリングが挙げられます。Virtual SEA アプローチでは利用可能な低周波帯域対応の FEM 構造モデルを中高周波帯域において適用可能な SEA モデルに拡張変換します。 ベースライン FEM モデルから構築された SEA モデルは様々な設計要件検討(Sound Package Designや中帯域 NVH における構造 Body modification 等)に対応できる完全なSEA モデルとして機能します。 |
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車載オーディオのシミュレーション
車載情報システム、特に音響システムの音質・音響設計の問題について最新の予測技術手法と事例を紹介します。 - サブウーファー車載位置および取り付け方法検討用解析 - 全可聴域を対象としたオーディオシステムの動特性解析 - スピーカについて複数の搭載位置を同時検討および評価 - 実車搭載時音の可聴化にシミュレーションモデルから インパルス応答特性計算 |
*英語セッション 逐次通訳が入ります。
●各セッション毎に受講することができます。各講演時間には10分の質疑応答が含まれます。
●受付時間は9:30am~10:00am、それ以降は各セッション開始10分前から受付(入替え)を開始致します。
●一部英語のセッションがありますが通訳(サマリー)が入ります
●講演内容は予告無しに変更する場合がございます。最新情報はこちらのサイトをご覧下さい。
お申込み
※申込締切日:5月20日(金)
※キャンセルをされる場合は、お手数ですが各開催日前日迄にセミナー事務局まで
ご連絡下さる様お願いします。
※同業他社様のご参加はお断りしておりますので予めご了承願います。
» Automotiveセミナー 2016年5月26日(木) みなとみらい |
お問合せ
シーメンス株式会社
PLM事業部
セミナー事務局
TEL:03-3222-8942 (9:30-12:00, 13:00-18:00)
mail:lmsseminar.plm@event-web.info
URL:www.siemens.com/plm