実機試験と1D CAEによるモデルベース開発セミナー【シーメンスPLMソフトウェア】

燃費、NVH、ドライバビリティなどの複合属性最適化問題に
関する車両開発と問題解決方法

CO2排出量の削減と燃費改善が求められる中で、車両システムのエネルギー消費効率は長足の改善を続けています。しかし、NVHや乗り心地、運動性能はそれと背反し、両立問題解消のため、最終的に開発費は増大すると危惧されています。そもそも、燃費性能についてベンチマーキングと目標設定はどのようにすべきか?　車両エネルギー管理とその他の性能を車両レベル、サブシステムレベル、コンポーネントレベルでどうバランスを取ることができるか?　実機試験、シミュレーション、制御開発、ハード開発をどう統合していくべきか?

Siemens PLMのLMS Engineeringでは、車両の開発初期段階において、コンセプトや基本設計を決定するためのソリューションを提供しています。本セミナーでは、次期開発車両の性能予測、先進的な実機試験と解析ツールを用いた車両エネルギー管理モデルの作成手法、さらに車両全体をモデル化し、ドライバビリティやNVH性能を検討する手法をご紹介します。また、統合的な計測によるデータの同時取得や、統合的なモデリングによる複数の車両属性を高次元で同時評価・成立させるための手法をご提示します。

開催概要

　 定員に達しました

日時	2015年3月24日（火）　新横浜 2015年3月25日（水）　名古屋受付時間　09:30 – 10:00 / セミナー　10:00 – 17:15
会場	新横浜: シーメンスインダストリーソフトウェア・シミュレーション＆テスト　　　株式会社【MAP】　　　〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜3-1-9 アリーナタワー14階　　　アクセス：　　　・JR新横浜駅北口　徒歩8分　　　・横浜市営地下鉄ブルーライン　新横浜駅　3-2番出口　徒歩8分名古屋: 名古屋都市センター 14階第二会議室【MAP】　　　〒460-0023　名古屋市中区金山町1-1-1　金山南ビル内　　　アクセス：　　　・JR東海道本線 / JR中央本線 / 地下鉄名城線 / 地下鉄名港線金山総合駅そば
対象者	自動車、トラック・バス、および建設車両メーカーで、下記業務に従事、または関心をお持ちのエンジニアの方　・モデルベース開発（MBD）、モデルベーストシステムズエンジニアリング（MBSE）・エンジン、トランスミッション、ハイブリッドシステム開発　・燃費、NVH、ドライバビリティなどの各属性および多属性解析　・プラントモデルを用いた制御開発（HiLs, MiLs, SiLs）　・0D/1D CAEモデリング
主催	シーメンスインダストリーソフトウェア・シミュレーション＆テスト株式会社
参加費	無料（事前登録制）
お問合せ先	セミナー事務局

プログラム

09:30-10:00	受付
10:00-10:30	会社紹介・VEM（車両エネルギー管理）テストとVEMテストセンター竣工のご紹介・製品とエンジニアリングサービス・0D/1D CAE（Amesim）、実機試験、制御開発
10:30-11:45	ベンチマーキングと開発目標の設定・燃費改善をモデルベースで実現するために必要な実機試験・競合車両のベンチマーキングとリバースエンジニアリング・サブシステムの車両上での特性評価と先進的な車両計測セットアップ
11:45-12:45	昼休憩
12:45-14:15	複合属性最適化検討のための実機試験・MBSEとNVHモデリング・複数の属性を扱うためのモデルとそのスケーラビリティ・コンセプト検討・多属性バランス検討のためのモデル運用とデータ処理
14:15-14:30	休憩
14:30-15:45	トラブルシューティング・実機試験とMBSEを組み合わせた車両属性トラブルシューティング・燃料噴射システムとNVH問題の解決・低周波領域の動解析と車両運動の両立・MTシフトケーブルのシフトフィーリングへの影響
15:45-16:00	休憩
16:00-17:15	先進手法の量産開発への適用・高信頼性モデルと先進制御開発（例：自動運転）・モデルベースシャシー制御開発・官能評価の前倒し（例：シフトシミュレーター）