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パワー・ウィンドウ制御機能を内蔵した業界初のドア・スイッチ・モジュール用ICを発表【STマイクロエレクトロニクス】

2012年2月2日

コストを低減し、ユーザの快適性を向上させる革新的製品

エレクトロニクス分野の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的半導体メーカーで、車載用ICの主要サプライヤであるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、電動ウィンドウ制御機能を内蔵した多機能ドア・スイッチ・モジュール用ICを市場で初めて発表しました。部品コストを低減し、これまでにない快適性を搭乗者に提供するこの革新的なICは、ドイツの主要自動車メーカーの幅広いアプリケーションに採用されています。

現在、機器メーカーは機械式リレーを利用してパワー・ウィンドウのモータを駆動しています。STの最新のドア・アクチュエータ・ドライバは、この従来のシステム構成を再定義し、自動車のウィンドウ制御から機械式リレーを不要にします。また、部品コストを低減し、既存ソリューションにある高価なEMC対策を不要にすると共に、ユーザがよりスムーズで静かなウィンドウ操作が可能になります。さらに、STの新しいドア・ゾーン・ドライバは、位置によってウィンドウの速度(ソフト・スタート/シャットダウン)を変化させ、機械式リレーの除去
によりノイズ・レベルも低減します。

STのL99DZ80は、SPIでプログラム可能なスルー・レート(1)制御IPを内蔵し、PWM(パルス幅モード)駆動のパワー・ウィンドウ・アプリケーション向けに、ハーフ・ブリッジ構成の外部MOSFET(4個)を駆動できます。その他、2組のドア・ロック制御 / ミラー格納 / 鏡面調整のためのブリッジ(6個)と、ミラー・デフロスタ / ランプ / LEDのためのハイサイド・ドライバが含まれます。また、同製品は外部MOSトランジスタを使用して自動防眩ミラーガラスの充放電を行うための制御ブロックも内蔵しています。

STは、ドア制御用ICの世界最大のサプライヤで、過去10年間のドア・アクチュエータ・ドライバの累積出荷数は1億個以上になります。最先端の自動車ドア・モジュール・アプリケーション向けに設計され、市場で実績のあるST製品は、拡張性、小型サイズ、先進的パワー・マネージメント機能および優れた熱特性で定評があります。

STのマイクロコントローラを介して駆動される多機能ドア・アクチュエータ・ドライバの最新製品であるL99DZ80は、現在量産中です。単価については、STのセールス・オフィスまでお問い合わせください。

(1) 電子回路における出力電圧の最大変化率

STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な技術力と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、マルチメディア・コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の追随を許さないリーダーとなることを目指しています。2011年の売上は97.3億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。


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