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2025.01.08

CES 2025:Bosch eBike Systems、eBikeのバッテリー用デジタル盗難防止システムを発表【ボッシュ】

2025年1月3日

  

  

CES 2025:Bosch eBike Systems、eBikeのバッテリー用デジタル盗難防止システムを発表
新しいバッテリーロック機能で窃盗犯によるバッテリーの使用を不可能に

  

  

▶ eBikeのバッテリーをバッテリーロックでデジタルにロック
▶ eBike FlowアプリやKiox 300、Kiox 500ディスプレイをキーとして利用
▶ ボッシュのバッテリーロックやその他デジタルセキュリティソリューションが機械式ロックを補完

  

  

  

シュトゥットガルト/ロイトリンゲン - ボッシュは、ラスベガスで開催されるCES 2025で、eBike向けのバッテリーロックを発表します。eBikeの購入を決めたからには、誰でも可能な限り最適な方法でバイクを盗難から守りたいと思うものです。Bosch eBike Systemsはこのたび盗難対策として、デジタル盗難防止機能をバッテリー領域にまで広げました。盗難にあったバッテリーの使用を不可能とし、バッテリーの価値をなくすという、ユニークな機能です。この新しいソリューションは、「 eBikeロック」と「 eBikeアラーム」を中心とした、ボッシュのeBike関連製品群であるSmart Systemにおけるデジタル盗難防止製品ポートフォリオを補完するものです。

Bosch eBike Systemsのデジタル事業の責任者、Gregor Dasbachは次のように述べています。「バッテリーはeBikeの中でも高額な部品のひとつです。バッテリーロックがあれば、ライダーはeBikeをより確実に盗難から守り、安心して駐輪できるスマートなセキュリティ機能を手に入れることができます。今回のデジタル盗難防止システムのポートフォリオ拡充により、Boschのシステムを搭載したeBikeの盗難を将来的にゼロにするという目標に大きく近づいたと言えます」

  

バッテリーロックでeBikeバッテリーのデジタル保護を強化

PowerTubeやPowerPackといった取り外し可能なバッテリーは、ロックがついていることで機械的にしっかり固定されていますが、バッテリーロックはこの保護機能をデジタルレベルで補完します。eBike Flowアプリでバッテリーロック機能を有効にしておけば、eBikeのスイッチを切ると自動的にバッテリーがロックされます。ロックされた状態のバッテリーを、スマートシステムが搭載された他のeBikeに取り付けたとしても、自動的にモーターサポートが解除され、eBike自体が使用できなくなります。また、バッテリーの転売価値もなくなるため、盗難リスクも軽減されます。

  

優れた柔軟性:Smart Systemの全バッテリーまたはバッテリーの組み合わせに対応

バッテリーロックには、eBike Flowアプリをインストールしたスマートフォンや、Kiox 300またはKiox 500といった、複数のデジタルキーを同時に使用できます。デジタルキーはeBike Flowアプリで柔軟に管理でき、たとえば友人や家族とバッテリーを共有したい時には、バッテリーロックをオフにすることも可能です。バッテリーロックは、Smart Systemのすべてのバッテリーまたはバッテリーの組み合わせに対応しており、さらにデュアルバッテリーやPowerMore 250レンジエクステンダーにも使用できます。

  

  

最適な盗難防止強化対策

Bosch eBike Systemsは、この新しいバッテリーロック機能の登場で、既存のデジタルセキュリティソリューションのポートフォリオを拡充し、eBikeライダー向けにより強力な盗難防止対策を提供します。従来のeBikeロック機能では、スマートフォン、Kiox 300とKiox 500ディスプレイが、モーターサポートを起動するためのデジタルキーとして機能します。eBikeアラームは、eBikeの位置を通知し、不審な動きを検知すると警告音を発します。eBikeが盗難にあうとスマートフォンにプッシュ通知が届き、位置追跡が開始されます。盗難発生時には、ライブトラッキングリンクを含む、eBikeと盗難に関するすべての重要なデータをまとめた盗難レポートを警察に提供することができます。eBikeパスは、ライダーがeBikeに関するすべての重要情報を一目で確認できる、デジタル車両登録書として機能します。

  

  

2025年夏リリース

バッテリーロックは、Smart System製品を搭載したBoschのeBikeと同じように、eBike FlowアプリからOTAでインストール可能です。2025年夏以降、Flow+サブスクリプションの一環として利用できるようになります。

  

報道用画像およびインフォチャートは、ボッシュ・メディア・サービス(www.bosch-press.com)でご覧いただけます。

  

【CES 2025 プレスカンファレンスについて】

日時: 2025年1月6日(月)9:00~9:45 a.m.(太平洋標準時)
場所: Ballroom Banyan ABCD、Mandalay Bay Hotel、
Las Vegas South Convention Center、Level 3
登壇者: タニア・リュッカート(ロバート・ボッシュGmbH取締役会メンバー)
ポール・トーマス(ボッシュ北米法人社長)
配信: ボッシュ メディア サービスでライブ配信

  

  

【ボッシュブースのご案内】

出展期間: 2025年1月7日(火)~10日(金)
出展場所: Central Hall、ブース#16203

  

  

【ボッシュのエキスパートを交えたパネルディスカッション】

テーマ: 「次の自動車技術について」
日時: 2025年1月9日(木)11:00 a.m.(太平洋標準時)
場所: Las Vegas Convention Center West / W219
登壇者: Fedra Ribeiro (クロスドメイン コンピューティング ソリューション事業部、
セールス担当エグゼクティブ・バイス・プレジデント)

テーマ: 「予測AI:カスタマーサービスとビジネスの変革」
日時: 2025年1月9日(木)15:00 p.m.(太平洋標準時)
場所: Las Vegas Convention Center North / N261
登壇者: Davie Sweis (グローバル ビジネス サービス担当チーフ・デジタル・オフィサー)

テーマ: 「電気自動車に関する消費者動向: 誰が、どこで、何を」
日時: 2025年1月9日(木)14:00 p.m.(太平洋標準時)
場所: Las Vegas Convention Center West / L2 W219
登壇者: Sabrina Rathgeber(グローバル バッテリー ビジネス担当ディレクター)

  

  

【西ホール(West Hall): モビリティ・ステージ】

テーマ: 「ソフトウェア ディファインド リアリティ:SDVに対する消費者の期待を実現」
日時: 2025年1月7日(火)11:20-11:50 a.m.(太平洋標準時)
登壇者: Thomas Irawan(ETAS GmbHのプレジデント)
Stefan Buerkle(ボッシュ北米 クロスドメイン コンピューティング ソリューション事業部 事業部長)

テーマ: 「市場変化に伴う消費者向けの電動化オプション」
日時: 2025年1月8日(水)9:40-10:10 a.m.(太平洋標準時)
登壇者: Peter Tadros(ボッシュ北米パワー ソリューション事業部 事業部長)
Kevin O’Keefe(ボッシュ北米エレクトリファイド モーション事業部 事業部長)

テーマ: 「インテリジェント生産と自動化がバッテリー製造を変える」
日時: 2025年1月9日(木)9:40-10:10 a.m.(太平洋標準時)
登壇者: Sabrina Rathgeber(グローバル バッテリー ビジネス担当ディレクター)

  

  

報道関係対応窓口:
CESにおけるボッシュ:

Irina Ananyeva, +49 152 597-53284,
Tim Wieland, +1 248 410-0288,
Trix Böhne, +49 173 523-9774

  

モビリティ、ソフトウェア:

Athanassios Kaliudis, +49 152 086-51292

  

AI(人工知能):

Matthias Jekosch, +49 711 811-17645

  

コネクテッド・マニュファクチャリング(ネットワーク化された製造):

Manuela Kaiser, +49 711 811-44203

  

Bosch eBike Systems:

Tamara Winograd, +49 7121 35-394 64, Tamara.Winograd@de.bosch.com

  


  

このプレスリリースは2025年1月3日に Robert Bosch GmbH より発行されました。
原文をご覧ください。

  

  

Bosch eBike Systemsは極めて効率的な駆動システムから、eBike向けとしては初の量産可能なABS、自転車のネットワーク化ソリューションまで、革新的な製品とデジタルサービスでeBikeモビリティの未来を形作ります。都市の日常的なルート、田園地帯を巡る楽しいツアー、山でのスポーティな冒険など、Bosch eBike SystemsはeBikeのライダーに、あらゆる要件および用途に合った適切な駆動システム(ドライブユニット、バッテリー、ディスプレイ、アプリ)を提供し、ユニークなライディングエクスペリエンスを保証します。理想的な構成のモジュラー型の製品ポートフォリオで、すでに100を超える世界有数の自転車メーカから信頼を得ています。Bosch eBike Systemsはボッシュ・グループの独立したビジネスユニットとして、グループのテクノロジーと製造ノウハウも活用しています。健康的で安全、そして楽しい持続可能なモビリティ実現のために。

さらに詳しい情報は www.bosch-ebike.com をご覧ください。

  

世界のボッシュ・グループ概要

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディングカンパニーです。2023年の従業員数は約42.9万人(2023年12月31日現在)、売上高は916億ユーロ(約13.9兆円*)を計上しています。事業はモビリティ、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・ビルディングテクノロジーの 4 事業セクター体制で運営しています。ボッシュは事業を通じて、自動化、電動化、デジタライゼーション、ネットワーク化、持続可能性の取り組みといった普遍的なトレンド形成に、自社のテクノロジーを活用することを目指しています。こうした観点から、ボッシュは地域や業界の壁を超えた幅広い事業展開により、革新性と堅牢性を高めています。ボッシュはセンサー技術、ソフトウェア、サービスにおける実績ある専門知識を活かし、さまざまな分野にまたがるソリューションをワンストップでお客様に提供しています。また、ネットワーク化とAIに関する専門知識を応用して、ユーザーフレンドリーで持続可能な製品を開発・製造しています。ボッシュはコーポレートスローガンである「Invented for life」なテクノロジーによって、人々の生活の質の向上と天然資源の保護に貢献したいと考えています。ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社470社、世界約60カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売/サービスパートナーを含むグローバルな製造・エンジニアリング・販売ネットワークは世界中のほぼすべての国々を網羅しています。ボッシュの未来の成長のための基盤は技術革新力であり、世界136の拠点で約9万人の従業員が研究開発に、そのうち約4.8万人がソフトウェアエンジニアリングに携わっています。

  

ボッシュの起源は、1886年にロバート・ボッシュ(1861~1942年)がシュトゥットガルトに設立した「精密機械と電気技術作業場」に遡ります。ロバート・ボッシュGmbHの独自の株主構造は、ボッシュ・グループの企業としての自立性を保証するものであり、ボッシュは長期的な視野に立った経営を行い、将来の成長を確保する重要な先行投資を積極的に行うことができます。ロバート・ボッシュGmbHの株式資本の94%は慈善団体であるロバート・ボッシュ財団が保有しており、残りの株式はロバート・ボッシュGmbHおよび創業家であるボッシュ家が所有する法人が保有しています。議決権の大半はロバート・ボッシュ工業信託合資会社が保有し、株主の事業機能を担っています。

  

*2023年の為替平均レート、1ユーロ=151.9026円で計算

www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英語)
www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英語)
https://twitter.com/BoschPresse ボッシュ・メディア 公式X(ドイツ語)
www.bosch.co.jp ボッシュ・ジャパン 公式ウェブサイト(日本語)
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