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2026.04.30

トヨタおよびウーブン・バイ・トヨタ、カケザンを加速するAI技術やしくみを公開

2025年4月22日

  

  

トヨタ自動車株式会社
ウーブン・バイ・トヨタ株式会社

  

  

トヨタおよびウーブン・バイ・トヨタ、カケザンを加速するAI技術やしくみを公開

  

  

  

・Woven City AI Vision Engineなどの技術で産業を超えた連携による価値の創出を促進
・モビリティ開発の拠点「Woven City Inventor Garage」でモノづくりや実証をサポート
・Woven City Inventorsに新たに4社が参画

  

  

  

  

トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)とウーブン・バイ・トヨタ株式会社(以下、WbyT)は、昨年9月にオフィシャルローンチを迎えたToyota Woven City(以下、Woven City)において、産業を超えた連携による価値の創出=「カケザン」を加速させる取り組みを公開しました。トヨタのモノづくりの知見やWbyTのソフトウェア技術、各Inventors(インベンターズ/発明家)が持つ様々な強みや専門性などを掛け合わせることで、今は存在しない価値をつくり出していきます。

  

  

  

AI Vision EngineやIntegrated ANZEN Systemなどでカケザンを加速

  

Woven Cityでは「未来の当たり前」となるプロダクトやサービスの開発・実証に取り組んでおり、その中核を担うのがAI技術です。Woven Cityでは、AI技術を人の代替と捉えるのではなく、人の力を引き出し、可能性を広げるものと考えており、この「ヒト中心」の思想の下、AI技術の開発・実証を進めています。

なかでも、Woven City AI Vision Engine(以下、AI Vision Engine)は、カメラ映像などの視覚情報を起点に、人・モビリティの挙動、さらには街や空間の状態といった環境情報を組み合わせることで、実世界で起きている事象を言語化して理解、判断し、行動へとつなげることが可能な大規模基盤AIモデルです。視覚と言語を統合的に扱うVision Language Model(VLM)として、世界トップレベルの性能*1を有しています。

AI Vision Engineは様々な用途で活用でき、その一例として、Woven City内でInventorsであるUCCジャパン株式会社の実証をサポートしています。今後は域外での活用も見据え、幅広い展開を加速していきます。

AI Vision Engineは、個人の行動特性の分析に強みを持つWoven City Behavior AI、ドライバーの状態に応じて適切な運転行動を導くWoven City Drive Sync Assistといった他の技術と連携し、人・モビリティ技術・インフラが一体となって安全を支えるしくみであるWoven City Integrated ANZEN System(以下、Integrated ANZEN System)に活用されています。Integrated ANZEN Systemは、クルマや信号機のカメラ映像を分析して、人やモビリティの動きから行動を予測し、その情報を歩行者やドライバーに知らせることで、運転を支援します。

この他、Woven Cityでは、街全体のデータを統合するWoven City Infra Hubや、個人のプライバシーを尊重しながらデータ活用を可能にするWoven City Data Fabricなど、Inventorsの発明を基盤から支えるしくみの開発も進めています。

  

*1 MVBench Leaderboard(動画理解AIの性能評価ランキング)調べ

  

  

  

東富士工場プレス建屋を活用する開発の拠点「Woven City Inventor Garage」

Inventorsのカケザンを加速させる施設として、4月より「Woven City Inventor Garage」(以下、Inventor Garage)が稼働を開始しました。Inventor Garageは50年以上にわたり、乗用車を生産してきたトヨタ自動車東日本株式会社(以下、TMEJ)東富士工場のプレス建屋をリノベーションして誕生した施設です。東富士工場が培ってきたモノづくりの魂をHeritageとして受け継ぎ、未来のイノベーションへとつなげる、Woven Cityの象徴でもあります。

Inventor Garageには、Inventorsが発明品のプロトタイプを製作するモノづくりスペースや、それらを迅速に検証できる実証スペースなどが備えられており、トヨタやTMEJによる試作支援も行われています。また、Inventorsが開発に集中できるよう宿泊施設などの施設に加え、住民などと交流できるスペースも併設されています。

なお、リアルなテストコースであるWoven Cityでは、以下3つの環境でアジャイルな開発・実証をサポートします。

・プロダクトやサービスの開発拠点となるInventor Garage
・プロトタイプの性能や安全性をテストするWoven City Inventor Field
・プロダクトの安全性が確保できた上で実証を行う、Weavers(住民)約100名が居住しているPhase 1

  

  

  

  

新たなWoven City Inventors

  

モビリティの未来を切り拓く仲間として、一般社団法人AIロボット協会、株式会社第一興商、Joby Aviation, Inc.、トヨタファイナンシャルサービス株式会社がWoven City Inventorsに加わり、Inventorsは計24となりました。

  

  

新たに参画するInventors

企業名 主な事業内容 テーマ
一般社団法人AIロボット協会 AIロボットの開発促進および社会普及のための取り組み ロボットの社会実装に向けた、実環境での課題抽出とフィードバックサイクルの検討
株式会社第一興商 業務用カラオケ事業、カラオケ・飲食店舗事業 もっと自由に歌えるカラオケの創造に向けた実証実験
Joby Aviation, Inc. 完全電動式の垂直離着陸機(eVTOL*2)の開発・製造と空飛ぶタクシー事業の運航 空のモビリティエコシステム構築に向けた取り組み
トヨタファイナンシャルサービス株式会社 自動車販売金融サービス等を展開する金融会社の統括 モビリティ価値の計測・証明・流通を基にした、新しい販売金融手法の開発

*2 Electric Vertical Take-Off and Landing(イーブイトール)

  

  

また、2025年8月に公表したアクセラレータープログラム「Toyota Woven City Challenge」では、4月23日にファイナルピッチが行われ、受賞者はInventorsに加わる予定です。大企業が中心のInventorsにスタートアップが加わることで、さらなるカケザンによるイノベーションの加速が期待されます。

なお、トヨタの会長であり、Woven CityのMaster Weaverでもある豊田 章男も、Inventorとして、自身のAI技術である「豊田章男AI」の開発に参画しています。豊田 章男自らがAI技術の開発に参画・活用することで、トヨタグループの多くのメンバーがAI技術を身近なものとして活用する土壌をつくるべく、トヨタとWbyTのエンジニアとともに、カケザンによる発明を自ら牽引しています。

トヨタとWbyTは、Inventorsなどの業界を超えた仲間とともに、カケザンでの発明を加速していきます。引き続きモビリティを通じて、日本、そして世界中の皆さまのために、幸せの量産を目指してまいります。

  

  

  

以上

  

  

  

  

  

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