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2025.08.27

プラニックが製造するASR由来の再生プラスチックがトヨタ車に初採用【豊田通商】

2025年7月18日

  

  

プラニックが製造するASR由来の再生プラスチックがトヨタ車に初採用

  

  

 豊田通商株式会社(以下:豊田通商)のグループ会社である株式会社プラニック(以下:プラニック)が製造するASR(自動車破砕残さ)由来の再生プラスチックが、このたび国内のトヨタ車で初めて「クラウン(スポーツ)」のフロント フェンダ シールに採用されましたので、お知らせいたします。


クラウン(スポーツ)

  

プラニックは、豊田通商と小島産業株式会社(小島プレス工業株式会社のグループ会社)が出資する国内最大級※1の再生プラスチック製造事業会社です。プラニックで使用する再生プラスチック製造の原料は、豊田通商のグループ会社で自動車リサイクル事業を手掛ける豊田メタル株式会社※2をはじめ、日本全国のASR再資源化施設や家電リサイクルプラントなどから回収しています。

 ASR由来を含む回収されたプラスチックは、材質ごとの選別が困難であるため、高品質が求められるCar to Carリサイクルを行うことは難しく、主に焼却処分(熱回収) されてきました。こうした状況の中、プラニックでは、欧州で実用化された高度比重選別技術・設備を日本国内で初めて導入し、高品質な再生プラスチックの製造とCar to Carリサイクルが可能となり、それが同社の大きな強みとなっています。


ASR由来を含む回収されたプラスチック

再生されたコンパウンドペレット(プラスチックの原料)

  

  

 豊田通商およびプラニックは、ASR由来プラスチックを活用したCar to Car リサイクルの推進を通じ、サーキュラーエコノミーの発展に貢献してまいります。

  

※1 単一工場でのコンパウンドペレット製造量
※2 豊田メタルでは100%近いASRリサイクル率を達成しており、樹脂の回収率は国内トップクラス。
   豊田通商ほかトヨタ自動車株式会社、愛知製鋼株式会社が出資。

  

[Car to Carリサイクルの商流イメージ図]

  

  

[プラニック概要]

名称

株式会社プラニック

本社・工場所在地

静岡県御前崎市港6178-1

設立

2018年12月

代表者

代表取締役 山下 晴道(やました はるみち)

事業概要

自動車、家電、日用品等の使用済みプラスチックの再資源化

HP

https://planic.co.jp/

  

  

  

  

  

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