Topics トピックス/リリース

2025.03.04

Simma Software J1939シミュレーターを発表:SPN送信の効率化とユーザーフレンドリーなGUIで産業アプリケーションを強化

2024年12月18日

  

  

Simma Software J1939シミュレーターを発表:
SPN送信の効率化とユーザーフレンドリーなGUIで産業アプリケーションを強化

  

  

2024年12月18日、ポジティブワン株式会社(本社:東京都渋谷区、米国インディアナ州に本社が置くシンマソフトウェア(Simma Software, Inc.)日本総代理店)は、Simma Software製のJ1939シミュレーターを発表しました。このツールは、エンジンスピード、オイル圧、稼働時間など13種類のSPN(信号パラメータ番号)を簡単かつ直感的に送信するための使いやすいGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を備えたソフトウエアライセンスの販売を開始いたします。

このシミュレーターは、商用車や産業機械のテスト・開発に必要不可欠なツールであり、VNA-232、VNA2-USB、VNA2-WirelessなどすべてのVNAアダプターと互換性があります。また、250Kbpsおよび500Kbpsという2種類の通信速度をサポートしており、多様なネットワーク条件に対応しています。

  

  

◆J1939シミュレーターの主な特徴

1.13種類のSPN送信機能

・車両識別番号(VIN)、エンジンスピード、オイル圧、エンジン稼働時間などの重要なSPNをカバーし、幅広いテスト要件に対応

2.幅広いVNAアダプター互換性

・VNA-232、VNA2-USB、VNA2-Wirelessなど、多様なハードウェアとの互換性により、柔軟な導入が可能

3.デュアル通信速度対応

・250Kbpsと500Kbpsの両方に対応し、異なるネットワーク環境でも高いパフォーマンスを実現

4.直感的なGUI

・初心者でも簡単に操作可能な視覚的インターフェースを提供。エラーリスクを削減し、作業効率を向上

5・J1939プロトコルに基づいた信頼性

・商用車両、船舶、農業機械、大規模発電機など、さまざまな産業アプリケーションでの使用に最適化

  

◆J1939プロトコルを活用した多用途な応用
Simma SoftwareのJ1939シミュレーターは、SAE J1939プロトコルに基づいて設計され、以下のような分野でその能力を発揮します。

  

・産業機械: 実際の運転環境を模倣して機器の動作を検証

・商用車両: 車両の安全性や通信性能のテストを効率化

・船舶・発電機: NMEA2000やISO11783と互換性があり、高度なリアルタイム通信を提供

  

  

◆J1939シミュレーターがもたらす利点

1.テスト効率の向上

・リアルタイム通信と視覚的操作を可能にすることで、開発時間を大幅に短縮

2.コスト削減

・簡単なインストールと柔軟なハードウェア互換性により、全体の運用コストを抑制

3.柔軟な運用環境

・通信速度やSPN送信機能の柔軟性により、特定用途の要件に最適化

  

◆J1939シミュレーターに関するお問い合わせ

J1939シミュレーターに関するニーズについて、ぜひお気軽にご相談ください。お客様の特定の要件や、現在リストに含まれていないハードウェアプラットフォームへの移植やデバイスドライバの開発にご興味がある場合は、当社までご連絡ください。

  

  

【シンマソフトウェア(Simma Software, Inc.)について】

シンマソフトウェア(Simma Software, Inc.)は、アメリカ合衆国インディアナ州西端、ビーゴ郡に位置する都市テレホートに本社を置いています。自動車業界向けのJ1708、UDSプロトコルスタック、J1939インタフェースオプションなど、セーフティクリティカルなリアルタイム組込みソフトウェア開発を専門としています。製品ラインには、J1939、CANopen、CAN、J1587、J1708、J2497、J1922、ISO 15765、OBD-II、UDS、およびKWP2000用のソリューションが含まれています。ソフトウェアは、100万台以上の電子制御ユニット、110の設計、100以上のお客様に使用されています。当社の製品は、フォード、ボーイング、米軍、すべての主要OEM(フレイトライナー、インターナショナルなど)のいくつかのティアワンサプライヤー、いくつかのセルラー機器プロバイダー、および診断機器メーカーによって使用されています。

テキサス・インスツルメンツDSPサードパーティ・ネットワーク、NXPパートナー・プログラム、STマイクロエレクトロニクス・パートナー、マイクロチップのデザイン・パートナー・プログラム、および自動車技術者協会のメンバーです。

  

  

【ポジティブワン株式会社について】

社名: ポジティブワン株式会社(POSITIVE ONE CORPORATION)

東京本社: 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ・ウエスト22F
関西本社: 〒651-0087 兵庫県神戸市中央区御幸通8-1-6 神戸国際会館 22F

  

URL:https://www.positive-one.com/

  

ポジティブワン株式会社は、「サービスモデル」のための「ものづくり(IoT端末側から)」の仕様設計から開発製造に至るまでのワンスポットソリューションを提供いたします。

今までの半導体関連を取り巻くエンベデッドのプレイヤは、自社開発をしたコア製品を販売することにフォーカスをしているため、サービスモデルや仕様にあった製品を提案することは難しかったです。ポジティブワンは、海外の有力な最先端技術会社と提携し、多様化する仕様に対応できる商社機能、自社のハードウエアからソフトウエアの開発製造、そして、テストから認証サービスのための第三者試験機関との提携と支援サービスにより、多様にあったサービスに対応できます。企画段階での仕様作成、技術的な問題定義や解決、最先端技術の導入に選ばれます。それは、IoT端末以外、自動車、医療、産業機器などの安全性や信頼性を求められる分野での経験や実績を積んでいます。

【本件に関するお問い合わせ先】
ポジティブワン株式会社
メールアドレス:poc_sales@positive-one.com

  

  

  

  

  

ポジティブワン株式会社 ホームページはこちら

  

一覧に戻る