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3Dプリンタを活用した新しいものづくり拠点を愛知県に開設【豊田通商】
2014年10月29日
豊田通商㈱のグループ会社である㈱豊通マシナリー(本社:名古屋市、社長 澤山 博樹、以下豊通マシナリー)は、11月3日、愛知県刈谷市に3D造形工房を開設いたします。
3D造形工房 開設の背景
3Dプリンタは従来、試作品造形の目的で使用されてきましたが、近年の飛躍的な技術の進歩により、最終部品や冶具・工具なども造形可能になりました。それに伴い、特に自動車など、顧客ニーズの多様化に対応するため、短期間での製品開発プロセスが求められる製造業において、新しいものづくりの必需品として関心が高まっています。
豊通マシナリーは、15年以上に亘り、これまで1,000件以上のお客様に3Dプリンタを中心とした3D機器を販売してきました。このたび、そこで培ったノウハウを生かし、愛知県に製造現場を再現したものづくり拠点「3D造形工房」を開設し、3Dプリンタの活用によるものづくり変革を提案する機会を提供いたします。
3D造形工房の役割
3D造形工房では、様々なプロフェッショナル向けハイエンド3Dプリンタが稼動し、お客様に実機に触れていただくことができます。さらに開発・製造を熟知したエンジニアを配置することで現場のニーズや問題点をより深く理解し、一緒に解決策を探ることも可能です。
また、本拠点において3Dプリンタによる受注生産を開始いたします。3Dスキャナやモデリングソフト・3DCADを取り揃え、現物・図面・CADから3Dデータを作成いたしますので、これから3D機器への取り組みを始めるお客様にも、その時間短縮とコスト削減のメリットを実感していただきます。
3D造形工房
ご参考
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