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全車両クラス向けスマートフォン統合ソリューション【コンチネンタル・オートモーティブ】

2014年10月28日

オートモーティブサプライヤー初、乗用車で簡単かつ安全にスマートフォンと統合できる多機能ターミナル
コンパクトなモジュールに、無線充電、受信品質を強化するための無線アンテナカップリング、
 およびさまざまな用途のための近距離通信(NFC)の機能を結合
早くも2015年には最初の量産体制に

*本プレスリリースは、現地時間2014年9月29日に、ドイツ・レーゲンスブルクで発表した内容の参考訳です。万が一、英文原文と意味合いが異なる部分がある場合には英文が優先されます。



今日、スマートフォンは至るところで利用されています。人々は、一度スマートフォンの提供するさまざまな機能に慣れてしまうと、それらなしでは生活できなくなるほどです。さらに、同様のことが車の運転時にも当てはまります。そのような理由から、さまざまな法規制が存在するにもかかわらず、運転中にスマートフォンを使用したいとのニーズがあるという現状があります。安全性の側面から、ドライバーが車載コントロールを使用して電話をかけたり、テキストメッセージを読んだり、インターネットを検索したり、ソーシャルメディアサイトを更新したりできることが求められています。国際的な自動車サプライヤーであるコンチネンタルは、ドライバーが求めるコミュニケーションの要件を満たすために取り組んできました。多機能スマートフォンターミナル(MFST)は、車のドライバーが便利に、安全に、簡単にスマートフォンの機能を使用できるような基盤を世界中の自動車メーカーに提供しています。

新しいターミナルがどのように機能するのか、ボディ&セキュリティ事業部部長のアンドレアス・ヴォルフ(Andreas Wolf) は次のように説明します。「多機能スマートフォンターミナルは、電話の配線などのややこしい作業をすべて不要にしてくれます。ドライバーは、コックピット内のボックスにスマートフォンを置くだけで済みます。そうすると、車載コントロール経由ですべての関連機能に運転中にアクセスすることができます。同時に、電話機は無線で充電されます。」この新しいターミナルは、2015年に生産体制に入ります。多機能スマートフォンターミナルは、スマートフォンのバッテリー用の無線充電、無線アンテナの連結、および近距離通信(NFC)の機能を統合します。1つの重要な技術革新として挙げられるのは、これらの3つの機能は車に携帯電話を接続するためのケーブルを必要としないという点です。さらに、モジュラー設計のおかげで、自動車メーカーは独自のモデルで提供したい機能を決定することができます。


無線充電
スマートフォンを頻繁に使用するユーザーであれば誰もが、バッテリー消費の早さを認識しています。そのような理由から、車中で携帯電話を無線充電できることが必要な機能として求められます。互換性のあるスマートフォンは、ターミナル内で充電することができるので、スペースを節約し、邪魔なケーブルを使用せずに済みます。無線充電システムは、ワイヤレスパワーコンソーシアム(WPC)が規定する「Qi」規格を満たしています。コンチネンタルは、この規格は車で使用するのに最適であると考えています。たとえば、この規格は、標準的なUSB充電接続に類似する充電電流を提供し、ケーブル充電システムと同レベルの充電時間で済むように定められています。

Samsung Galaxy S5、S4、およびS3、LG G2、さらにはNokia Lumia 1020、925、820、および720などのさまざまスマートフォンは、背面カバーをQi対応のカバーと交換するだけで、無線充電機能を簡単に装備できるようになります。AppleのiPhone5S、5、4S、および4でもQi対応のケースが利用可能です。特別な背面カバーなしでも、最初からQi規格をサポートしているモデルもあります。そのようなモデルには、Nokia Lumia 1520、930、および920、Google Nexus 5および4、LG Optimus G Proなどがあります。

一般的に単純であると考えられている電磁誘導充電プロセスの背後には、無線充電には欠かせないコンチネンタルの信頼性の高い熱管理システムという独創的な技術が存在します。この技術のおかげで、スマートフォンと車の部品のいずれも、充電中に指定された最高温度を超過しないことが保証されます。また、異物検出機能によって、鍵、硬貨、金属箔包装材に入ったチューインガムなどが誤ってスマートフォンターミナルに置かれた場合はすぐに電磁誘導充電が停止します。優れた携帯電話ボックスは、自動車メーカーが指定するすべての電磁両立性(EMC)の要件を満たしています。

コンチネンタルがサポートするQi規格と並んで、PMA(Power Matter Alliance)やA4WP(Alliance for Wireless Power)のような別の無線充電技術を採用した製品も市販されています。コンチネンタルでは、これらの規格をサポートするためにすでに取り組みを始めています。


無線アンテナカップリング
車の中でスマートフォンを使用するには、電源が必要であることに加え、ドライバーの電話ネットワークに可能な限り最高の状態で接続できることが必要です。最良の解決策としては、車外に取り付けられたアンテナにスマートフォンを接続する方法が考えられます。これにより、ネットワークのカバレッジが悪い場合は特に、送受信用の電話信号の品質が向上します。車外アンテナは、人間に対する車内の電磁負荷を軽減すると同時に、スマートフォンのバッテリー消費を節約します。電波の受信状態が悪いと、送受信に必要以上の電力を携帯電話が消費してしまうからです。

コンチネンタルが開発したスマートフォンターミナルは、車外の電話用アンテナに接続するための無線技術を採用しています。多機能スマートフォンターミナルは、有名なアンテナ専門会社であるKathrein Automotiveが開発した、いわゆる受動アンテナカップリング技術を採用しています。ネットワークの接続品質を最高のレベルに高めるために、システムには通常、Kathrein Automotive製のコンペンサーが付属しています。このコンペンサーは、パッシブアンテナカプラの損失と、車外の電話用アンテナ(屋根に取り付けられたアンテナ)へのケーブルの損失を補償します。車を運転するスマートフォンユーザーにとっては、より安定したダウンロード、より信頼性の高いストリーミング、通話中の音声品質の改善などのメリットが得られます。同時に、不要な電磁負荷を防止します。


近距離無線通信(NFC)
また、コンチネンタルのターミナルは、近距離無線通信(NFC)経由でスマートフォンを車両アーキテクチャ接続します。NFCとは、スマートフォン用の比較的最近の無線規格です。NFCを使用することで、カップリングプロセスを許可するのにスマートフォンを使用したり、車のデジタルキーとして使用したりすることができます。コンチネンタル製の多機能スマートフォンターミナルは、NFC技術のおかげで車のシステムにスマートフォンを簡単に接続できます。これにより、お気に入りのラジオ局から優先的な空調設定、座席位置からミラーの設定に至るまで、車内の個人設定をスマートフォン経由でアクティブにするのに使用することができます。つまり、コンチネンタルのターミナルは、メーカーにさまざまな機能を提供しつつ、ドライバーがこれまでよりも楽に車内でスマートフォンを安全に使用できるようにします。







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