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自動車用CRコイン電池*1の製造設備増強に関するお知らせ【日立マクセル】

2014年9月10日

~生産能力増強へ向け18億円の投資~

日立マクセル㈱(取締役社長:千歳 喜弘、以下「マクセル」)は、今後の需要増が見込まれる自動車用CRコイン電池*1の増産に対応するため、平成27年5月を目途に小野事業所に生産設備の増強と新棟建築で約18億円を投資します。

マクセルのCRコイン電池は、生産開始から33年間で培ったノウハウと技術を集約して実現した高信頼性により、キーレスエントリーシステム向けCR電池をはじめ、低温・高温環境下でも良好な電気特性が得られる特殊耐熱タイプCR電池など自動車用機器の電源として数多く用いられており、今後も自動車電装化の市場成長による受注拡大が見込まれます。
このたび、平成27年5月までに小野事業所に約18億円の増産投資をすることによって、平成27年度末までに自動車用CRコイン電池の生産能力を現在の約1.5倍*2に増強する計画です。マクセルが生産開始以来培った製造ノウハウを駆使した新規ラインを導入することにより、生産性を大幅に向上させ、需要の増大に応えるとともに、さらなる高収益化が実現できる見通しです。
本件は、平成26年4月22日に公表した「マイクロ電池の生産能力増強」(マイクロ電池全体の生産能力増強のために今後4年間で約40億円投資)の第一弾となるものですが、自動車用CRコイン電池については、当初の見込みに対して需要の上振れが予想されるため、今後も積極的な生産能力増強を検討していきます。

マクセルは小野事業所をマイクロ電池の技術拠点と位置づけて、多様な需要に応える製品を提供することにより、今後もさまざまな場面でスマート社会の発展に貢献していきます。

*1 : CR電池(二酸化マンガンリチウム電池)
*2 : 平成26年9月時点に対する平成27年度末時点のマクセルのCR電池の生産能力において。
   平成26年9月現在、マクセル調べ。






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