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取扱い性に優れたEV・PHV向け充電スタンド「エネタス」を発売【日立コンシューマ・マーケティング/日立電線/トキコテクノ】

2011年8月24日

日立コンシューマ・マーケティング株式会社(取締役社長 中村 晃一郎 以下、日立CM)は、日立電線株式会社(執行役社長 たかはし 秀明 以下、日立電線)および日立オートモティブシステムズ株式会社の100%子会社であるトキコテクノ株式会社(取締役社長 潮田 春告 以下、トキコテクノ)製の電気自動車(以下、EV)およびプラグインハイブリッド車(以下、PHV)向けの充電スタンドを、「エネタス」と名づけ11月より発売します。

「エネタス」はトキコテクノ製のスタンダードタイプと日立電線製のスリムタイプのラインアップとなります。スタンダードタイプは、企業の駐車場や店舗、公共施設など、たくさんの人が行き交う場所に設置できるようロック機能を搭載しています。また、上位機種には液晶パネルを装備し、最大100件のIDの登録とID別の使用履歴の管理が可能です。一方、スリムタイプは、家庭や個人事業者などでの使用を想定した製品です。奥行き11.5cmで狭いスペースにも設置が可能で、充電コネクタやケーブルも本体に収納することができます。このスリムタイプは2月に発表した製品注1を、機能面に加えて操作性、収納性を一段と向上させて発売します。

日立CM、日立電線、トキコテクノは今後も連携強化を図り、どなたでも簡単に、かつ気軽に使える充電インフラづくりへ取り組んでまいります。

主な仕様

主な特長

その他の特長

<スタンダードタイプ(型式 : ENT-TTA1 / ENT-TTA2)>
公共の場において利用できるよう、IDおよびパスワードにて個人認証(ENT-TTA2)
上部液晶表示部にて操作上のガイダンス表示およびID・パスワード入力、エラーメッセージなどを表示し操作等をサポート
充電コネクタやケーブルをすっきり収納できるエレガントなフォルム

<スリムタイプ(型式 : ENT-HCA)>
壁に寄せて設置できる安定性と、場所を取らないスリムなデザイン
充電コネクタやケーブル、操作パネルなどをすっきり収納できるエレガントなフォルム

* 本リリースに記載している会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
* スリムタイプの製品画像はイメージです。
* 製品の仕様は予告なく変更する場合があります。

(注1) 2011年2月に日立電線製のEV向け壁掛け充電器を発表
(注2) 車両との通信・安全確認(CCID)機能により安全に充電できます。(CCID機能の無い車両へも充電可能)
(注3) SAEは、Society of Automotive Engineers(米国自動車技術会)の略です。
(注4) IPXXとは、日本工業規格(JIS : Japanese Industrial Standards)で定められた防塵と防水の程度についての等級です。防塵は0~6級、防水は0~8級に分けられており、数字が大きいほど保護されていることを示します。本製品は防塵、防水ともに5級の保護等級を得ています。
本製品は「IP55相当」ですが、扉閉の状態での機能となります。