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西日本地区の生産拠点を完全子会社化【曙ブレーキ工業】

2014年7月31日

曙ブレーキ工業㈱(代表取締役社長:信元久隆 本店:東京都中央区 本社:埼玉県羽生市)は、西日本地区唯一の生産拠点である「曙ブレーキ山陽製造㈱(以下、山陽製造)」を8月1日より完全子会社化いたしますのでお知らせします。

山陽製造は当社と三菱自動車工業㈱、ヒルタ工業㈱、合資会社浅越機械製作所の4社による合弁会社で、従来、当社株式持分比率が54.31%の連結子会社でしたが、当社が本年3月20日に三菱自動車工業㈱が所有する株式16,000株(持分比率7.66%)を買い取り、さらに山陽製造が7月31日にヒルタ工業㈱が所有する73,500株(同35.17%)および合資会社浅越機械製作所が所有する6,000株(同2.87%)を買い取ることにより、100%完全子会社となります。

今回の山陽製造完全子会社化によって、他の国内3生産拠点(曙ブレーキ岩槻製造㈱、曙ブレーキ福島製造㈱、曙ブレーキ山形製造㈱)を含めすべての生産拠点が完全子会社となります。これによりグループ内での迅速な経営判断、施策の実施が可能となり、日本事業の基盤強化、競争力強化を図っていきます。その第一弾として、曙ブレーキ岩槻製造㈱のドラムブレーキ生産の一部を山陽製造に移管します。山陽製造は従来から、ドラムブレーキ及びプレスにおける高い技術力を有しており、今後、その強みをさらに伸ばし、西日本地区の重要な生産拠点として位置づけていきます。

当社は2015年度を最終年とする新中期経営計画「akebono New Frontier 30-2013」に基づき、グループ最大の事業規模となった北米事業の更なる拡大と強化、欧州における高性能ブレーキによるビジネス拡大、成長市場であるアジアを中心とした新興国ビジネスの強化を図っていますが、その中において曙ブレーキグループの中心である日本を技術・ものづくりの情報発信基地として位置づけており、今回の山陽製造の完全子会社化はその施策の一環となります。


曙ブレーキ山陽製造株式会社の概要

所在地 : 岡山県総社市
創業 : 1965年7月
代表者 : 代表取締役社長 黒羽七郎
事業内容 : 乗用車・商用車・産業機械用ドラムブレーキ及びホイールシリンダーの製造他
資本金 : 94百万円
売上高 : 13,629百万円(2013年度)
従業員数 : 約590名(2014年3月末)






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