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高度道路交通、監視、医療用画像、産業用検査向けCCDイメージセンサーの性能を向上【オン・セミコンダクター】

2014年7月15日

8メガピクセル イメージセンサーの新製品KAI-08051が、
買収したトゥルーセンス・イメージング社の技術を活用し、優れた光感度、低リードノイズを実現

高効率エネルギーのイノベーションを推進するオン・セミコンダクター (本社 米国アリゾナ州フェニックス、ONNN)の日本法人オン・セミコンダクター㈱(本社 東京都台東区、代表取締役社長 雨宮 隆久)は、4月に買収したトゥルーセンス・イメージングのCCDイメージセンサーポートフォリオを、産業用アプリケーション向け画像処理性能を向上する新技術で拡張しました。

新製品KAI-08051イメージセンサーは、前世代のデバイスと比較して、光感度を向上、リードノイズを低減、色彩精度を改善します。高度道路交通、監視、医療用画像、産業検査などの画像処理アプリケーションに要求される8メガピクセルのイメージキャプチャの機会を拡大します。

オン・セミコンダクターのイメージセンサービジネス部門のバイスプレジデントである クリス・マクニフェ(Chris McNiffe)は、次のように述べています。「CCDイメージセンサーは、多数の主要なアプリケーションで必要とされる重要な画像品質を引き続き提供しています。新製品KAI-08051イメージセンサーで利用できる拡張性能は、既存製品の機能を拡大し、CCDおよびCMOSテクノロジーの両方を使用し、業界で最先端のイメージセンサーを提供するという当社の継続的な取り組みの成果です」

KAI-08051イメージセンサーは、現行のKAI-08050イメージセンサーと同じ5.5マイクロンピクセルの先進アーキテクチャ、解像度8メガピクセル、読み出し率毎秒15フレーム、4/3光学フォーマットを保持しています。さらに、改良した増幅器の設計、新しく最適化された主要なマイクロレンズ構造、BayerおよびSparseの両方のカラー構成における新カラーフィルター色素により、主要な性能パラメーターを改善しています。KAI-08051はKAI-08050と下位互換性があります。既存のカメラ設計で利用されているファームウェアに対しては極めてささいな変更だけで済みます。これにより、新イメージセンサーは、5.5マイクロン・インターライントランスファー型 CCDデバイスの全ファミリ製品と、「プラグアンドプレイ」互換性を保持できるようになります。単一のカメラ設計で、1から29メガピクセルまでの解像度でイメージセンサーに対応することを可能にします。

KAI-08051イメージセンサーは、すでに生産を開始しており、モノクロ、 Bayerカラー、Sparseカラーのカラー構成で出荷しています。カメラ設計完了前に、新製品のイメージング性能を迅速かつ容易に詳細を検査できる評価キットを提供しています。

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オン・セミコンダクターについて
オン・セミコンダクター(Nasdaq: ONNN)は、グローバルな省エネルギー実現のためデザインエンジニアを強化し、エネルギー効率のイノベーションをリードしてまいります。オン・セミコンダクターのエネルギー効率の高い、パワー&信号制御、ロジック、ディスクリートおよびカスタム・ソリューションの包括的なポートフォリオは、自動車、通信、コンピューティング、民生機器、産業用機器、LED 照明、医療機器、軍事/航空宇宙および電源アプリケーションにおける特有な設計上の課題を解決します。オン・セミコンダクターは、北米、ヨーロッパ、およびアジア太平洋地域の主要市場で、対応力、信頼性に優れた、世界クラスのサプライ・チェーンと品質保証体制、および製造工場、営業所、デザイン・センターのネットワークを稼働させています。詳細については、http://www.onsemi.jpをご覧ください。


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