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全面改訂された自動車ハンドブックの第28版(ドイツ語)を発表【ボッシュ】

2014年7月4日

自動車に関する豊富な専門知識をコンパクトな形で提供 / 1932年から続く代表的な参考書

- 最新の自動車開発を反映させ、より広範な内容をカバー
- 産業、科学の各分野の専門家約200名が執筆
- 索引を大幅に拡充


ウィーン/カールスルーエ – 自動車機器テクノロジーの参考書として長年多くのテクノロジー愛好家たちに親しまれてきた自動車ハンドブックのドイツ語の最新版が、2年間の改訂作業を経 て発売されることになりました。この第28版は、第35回国際ウィーン モーター シンポジウムの場で公式に発表されます。本書は全面的に改訂され、最新の自動車機器テクノロジーの開発を反映させたことで、277ページの増量となりまし た。第1版は、創業者のロバート・ボッシュがまだ会社を経営していた1932年に企画・発行されました。それからも内容が充実し続け、今では1,544 ページにおよぶ量となり、内燃機関から現代のドライバー アシスタンス システムに至るまで、自動車関連のあらゆるコンポーネントの機能について多数の専門家による詳細な解説を収めています。

最新版の執筆には約200名の専門家が携わっており、その専門知識は自動車に関するあらゆるテーマを網羅しています。著者の一部はボッシュや他の自動車業 界のエンジニアですが、数多くの総合大学や応用科学単科大学の研究者が執筆に関わっています。執筆者のサポートは本書の編集者であるエンジニアのカール= ハインツ・ディーチェと科学諮問委員会が行ったほか、旧版と同様にコンラート・ライフ教授がアドバイザーとして選ばれ、今回初めて外部コンサルタントもサ ポートを担うことになりました。 外部コンサルタントを務めた工学博士は、バーデン=ヴュルテンベルク産学連携州立大学のラーフェンスブルク/フリードリッヒスハーフェン キャンパスにおいて、エレクトロニクスおよびメカトロニクス システム プログラムの責任者を務めており、編集スタッフと協力しながら、記事の高い品質の維持に努めました。

より読みやすく、より調べやすく
最新版の作成にあたり、判型も見直されました。長さ、幅とも20%大きくなったことで、より大きなフォント サイズで表示できるようになり、テキストと図版も見やすくなりました。さらに、索引が大幅に拡充され、専門用語をより簡単に探せるようになりました。第 28版では、自動車ハンドブックの索引は旧版に比べて項目が1.5倍に増え、75ページにわたります。

幅広い読者層 : エンジニア、学生、新進気鋭のクラフトマン
ボッシュ自動車ハンドブックは幅広い読者層に人気があり、自動車産業の研究者やエンジニアだけでなく、工学専攻の学生も本書を利用しています。マイスター になるべく勉強している整備士も参考書として本書を活用しているほか、専門家もこの名著の十分に根拠のある豊富な専門知識に信頼を置いています。第28版 (ISBN:978-3-658-03800-7)は2014年5月8日の発売日に書店に並びます。ドイツ語初版は2万部が印刷され、8月には初版1万 5,000部の英語版が続いて発売される予定です。なお、他の言語での正規翻訳版はその後に続く予定ですが、日本語版の発行は現在のところ予定されていま せん。ボッシュ自動車ハンドブックは自動車機器テクノロジーの標準参考書として世界中で高く評価されており、これまで11カ国語に翻訳されました。






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#2014年7月4日