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メキシコでの事業を拡大【デンソー】

2014年7月1日

~デンソー・メキシコの生産を拡充およびハマデン・メキシコを設立~

㈱デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:加藤 宣明)は、北米における自動車生産の拡大に対応するため、メキシコの生産拠点、デンソー・メキシコ社(DNMX)のアポダカ工場を拡張します。また、デンソーのグループ会社である浜名湖電装㈱(本社:静岡県湖西市、社長:柳生 昌良)は、2014年4月1日にメキシコに自動車用エンジン関係部品を生産する新会社ハマデン・メキシコ社(HAMADEN MEXICO S.A. DE C.V. 以下、HDMX)を設立しました。

DNMXの工場拡張に伴う投資額は5,380万USドル(約53.8億円)で、今回の拡張により、トランスミッション用部品の製造ラインを新設し、2015年12月から生産する予定です。
DNMXの本社工場であるアポダカ工場は、1996年からメーター、空調制御パネル、可変カムタイミング(VCT)システムを生産しています。DNMXはアポダカ工場以外に、ヌエボ・レオン州グアダルーペ市、グアナファト州シラオ市に工場があり、センサー類、カーエアコン、ラジエーターなどを生産しています。

HDMXの投資額は3,580万ドル(約35.8億円)で、2018年度までには約340人を採用する予定です。
同社は、2015年1月から工場建設に着工し、同年8月に完成予定です。2016年8月頃からエンジン制御用や空気流量を制御するためのソレノイドなどの生産を順次開始し、北米はじめ南米に供給していきます。
浜名湖電装の海外拠点は、インドネシア、ベトナムに次いで3社目になります。

デンソーグループは、北米事業拡大に欠かせない重要な成長市場であるメキシコにおいて、新会社の設立、生産拠点の拡張や生産能力の増強などを通じ、今後も、顧客対応力の向上に取り組んでいくとともに、地域社会の発展にも貢献していきます。


デンソー・メキシコ社の概要

デンソー・メキシコ社 アポダカ工場拡張の概要

ハマデン・メキシコ社の概要

浜名湖電装㈱の概要






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