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車載用ハイパワー高速伝送コネクタTAK-Vタイプを開発 7月より量産開始【本多通信工業】
2014年6月17日
このたび当社では、従来品に比べて電流容量を大幅にアップした車載用高速伝送コネクタTAK-Vタイプを開発し、7月から量産を開始します。
本コネクタは、USB2.0/LVDSに対応し、確実なモールドロック機構を備え、カーナビゲーション/オーディオ、車載カメラ、ドライブレコーダー、デジタルタコグラフ等の車載機器間を接続するために、堅牢かつ小型で高速伝送が可能な車載情報通信系コネクタとして開発した商品です。
今回、当社が開発したTAK-Vタイプは、従来品として定評ある業界最小サイズ※を継承し、高速伝送ニーズのみならず、タブレット端末等の高速給電を必要とするハイパワー機器にも対応するために、電流容量を2.5Aに引き上げました。
また、同一端子でのAWG#24~28線対応、シェルかしめ部品の削減により、ハーネスの作業を簡略化しました。
本コネクタは、重点市場である東アジア地域のニーズに迅速に応えるために、中国で生産、2015年度に月産20万個の生産販売を計画しています。引き続き、ラインナップの拡充を進めます。
※2014年6月当社調べ
■ TAK-Vタイプの特徴
1. 高速給電ニーズに対応するため、電流容量を2.5Aに引き上げ
2. AWG#24~28線を同一端子で対応、ハーネスの作業効率がアップ
3. レセプタクルは、パターン禁止エリアをなくし、基板設計自由度が向上
■ 当社小型高速伝送用コネクタTAKシリーズの特徴
1. 業界最小サイズのコンパクト設計
2. 確実なクリック音のモールドロック機構
3. レセプタクルは金属シェルに覆われた全面シールド構造
本件お問合せ先 : 本多通信工業㈱
車載・民生用事業部 事業企画G
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