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市場に参入 全クラスの二輪車向けにカスタマイズされたパワートレイン システムを初めて提供【ボッシュ】

2014年5月8日

低価格セグメントの二輪車用ソリューションも提供
エンジンECUをスマートフォンに接続
自動二輪車の世界市場は2020年に約1億5,000万台に到達


ボッシュは、幅広い統合システムで二輪車用パワートレインの世界市場に参入しようとしています。ボッシュには、どのような車両にも適用可能な電子制御燃料噴射システムを開発してきた実績があり、そこで蓄積された知識に基づいて、アジア向けの安価な単気筒二輪車をはじめ、欧州や北米で普及している高性能バイク向けに至るまで、幅広いソリューションを提供することができるのです。ロバート・ボッシュGmbHでパワートレイン テクノロジーを担当する取締役会メンバーのロルフ・ブーランダーはこう述べます。「ボッシュの自動車用パワートレイン テクノロジーは、品質と効率性において評価をしていただいています。二輪車向けのテクノロジーでも同様の評価をいただけるようにしていきたいと考えています」。ボッシュの自動車用パワートレイン テクノロジーは何十年にもわたり、効率性、快適性とドライビング プレジャーに貢献してきました。 ただこれまで二輪車セグメントにおいては、ボッシュは主に自動車用コンポーネントを高性能な二輪車向けとして設計を変更し、適応させていました。

今後、二輪車ユーザーは、燃費向上やCO2排出量の削減、さらにエンジン性能などの点において、ボッシュのシステム ソリューションがもたらす優れた効果を自分の目で確かめられるようになっていきます。さらにボッシュは、統合されたシステム アプローチをアジアの低価格モデルにも適用しようと考えています。二輪車市場は特にインドと東南アジアにおいて、2桁の年間成長率を維持しています。一方のキャブレター テクノロジーの人気は、アジアにおいても他の地域と同じく衰退する傾向にあります。「乗用車の場合、今ではどの新車もキャブレターを装備していません。これと同じ傾向が二輪車でも見られるようになるでしょう」(ブーランダー)。新興成長市場において、ボッシュは高効率な電子制御燃焼噴射システムに期待をかけています。技術的には、これはボッシュが数百万個を生産している乗用車用ポート噴射システムに相当します。

革新的な開発と改良を続け、ボッシュは単気筒エンジン用電子制御ソリューションを標準的なキャブレター システムに近い価格で提供できるようになりつつあります。付加機能を備えたコンパクトなエンジンECUとインジェクターは、コストを低く抑えるのに大きく寄与しています。さらに、ボッシュは燃焼プロセスとエンジン ダイナミクスにおける豊富な経験と専門知識を生かすことでさらなるコスト パフォーマンスを可能にし、センサーを少しでも省くような機能とソフトウェアの開発を進めています。

ボッシュが二輪車にスマートフォンを接続
ボッシュの電子制御燃料噴射システムは、二輪車をネットワーク化する機能のさまざまな可能性を切り拓こうとしています。たとえばユーザーは、平均燃費や旅程の詳細に関する情報を自分のスマートフォン上に呼び出すことができるほか、スマートフォンから燃料供給を停止する信号を送信し、イモビライザーを起動させるために利用することも可能です。「アジアにおいて私たちの電子制御燃料噴射システムに勢いを与える存在は、排出ガス規制ではなく、このスマートフォンを利用したネットワーク化になるでしょう」(ブーランダー)。中国では、ボッシュは当面の間、電動eスクーター分野でのゼロ エミッション モビリティに焦点を当てていくつもりです。 こうした電動二輪車の市場は、特に中国において急成長すると予想されているためです。

ボッシュはパワートレイン テクノロジー以外でも、二輪車の安全性を高めるさまざまなソリューションを長年にわたり提供し続けてきました。その1つが、エントリーレベルの二輪車のブレーキ性能を向上させる、手頃な価格の1回路ABSです。そして、これと対極にあるのが、世界で唯一となるボッシュの「モーターサイクル用スタビリティ コントロール(MSC)」で、例えるなら、乗用車の横滑り装置に匹敵するパワフルなセーフティシステムです。

ボッシュは二輪車セグメントを将来の成長市場の1つであると考えており、2020年における二輪車の世界販売台数が約1億5,000万台に達し、同時期の自動車の販売台数を上回ると予想しています。アジアは乗用車と同じく、二輪車セグメントにおける成長の推進力となっています。

このプレスリリースは2014年5月8日に Robert Bosch GmbH より発行されました。
原文をご覧ください。

自動車機器テクノロジーセクターはボッシュ・グループ最大の事業セクターです。2013年の売上高は 306 億ユーロで総売上高の約66%を占めています。自動車機器テクノロジーの売上により、ボッシュ・グループはリーディング・サプライヤーのポジションを確立しています(注: 会計方針の変更のため、今回公表する2013年のデータと昨年発表した2012年データは、限定的な範囲での比較)。
自動車機器テクノロジー セクターでは主に、内燃機関用噴射技術、代替駆動コンセプト、効率的そしてネットワーク化されたパワーワトレイン周辺機器、アクティブ/パッシブセーフティシステム、運転支援/コンフォート機能、ユーザーに優しいインフォテインメント技術やCar-to-CarおよびCar2Xコミュニケーションとコンセプト、オートモーティブアフターマーケット向けのサービスや技術といった分野で事業を行っています。なお、ボッシュ・グループは、電気駆動マネジメントや横滑り防止装置ESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)、ディーゼルシステム用コモンレールなどの重要な革新的自動車技術にも対応しています。

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーです。 2013年の従業員数は約281,000人、売上高は461億ユーロを計上しています (注: 会計方針の変更のため、今回公表する2013年のデータと昨年発表した2012年データは、限定的な範囲での比較)。事業は自動車機器テクノロジー、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・建築関連テクノロジーの4事業セクター体制で運営しています。ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社約360社、世界約50カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売、サービス代理店のネットワークを加えると、世界の約150カ国で事業展開しています。この開発、製造、販売のグローバル・ネットワークが、ボッシュのさらなる成長の基盤です。
ボッシュは2013年に約45億ユーロもの金額を研究開発に投資しました。さらに全世界では5,000件以上の国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています(1日あたり平均20件の出願数)。私たちは革新的で有益なソリューションを提供し、そのすべての製品とサービスを通して、人々を魅了し、人々の生活の質を向上させることを目的にしています。この方針に基づき、ボッシュは全世界において人と社会に役立つ革新のテクノロジーを提供し続けていきます。それこそが「Invented for life」です。

さらに詳しい情報は
www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英文)
www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英文)
twitter.com/BoschPresse ツイッター
を参照してください。






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