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カリフォルニア州交通局が道路・高速道路設計プロジェクトに製品を採用【オートデスク】

2011年8月4日

米国最大規模の面積を誇るカリフォルニア州交通局が、
交通関連プロジェクト向けソフトウェアをAutoCAD Civil 3Dに移行

オートデスク株式会社(本社:東京都中央区、社長:鬼澤盛夫)は本日、米国内最大規模の交通局(Department of Transportation)であるカリフォルニア州交通局(California Department of Transportation、Caltrans)が、同州内の道路・高速道路設計プロジェクト向けに、オートデスクのAutoCAD® Civil 3D®(オートキャド シビル スリーディー)を採用したと発表しました。このたびの契約総額は、今後5年間で 400万米ドル(約3億 2000 万円-1米ドル80円換算)に上ります。この契約にはAutoCAD Civil 3D製品に加え、トレーニング、付帯サービスの提供なども含まれます。AutoCAD Civil 3Dは、インフラの計画、設計、施工、維持管理向けのソフトウェアを含む、オートデスクの広範なインフラストラクチャ分野向けBIM(ビルディング インフォメーション モデリング)ポートフォリオを構成するソフトウェアです。

オートデスクでは、設計・施工・維持管理までのライフサイクル全体で情報化を推進し、業務の効率化と工事の品質向上を実現するため、土木の設計、施工業務にBIMの手法を導入するための製品開発を強化しています。BIMの手法を 取り入れることにより、図面作成や土量計算が自動化され、設計業務における生産性が大きく向上します。この取り組みのもと、オートデスクは、AutoCAD Civil 3Dを中心とした、コンサルタントやオーナーがよりサステイナブルなインフラの計画、設計、施工、維持管理を支援する幅広いソリューションを提供しています。日本では、中央復建コンサルタンツ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:永野光三)が、国土交通省やNEXCO、首都高速、阪神高速等の事業でAutoCAD Civil 3Dを活用しています。同社はBIMプロセスによるプロジェクト最適化を通じて、業務の効率化と工事の品質向上を実現しています。また、その他の大手建設コンサルタントでも、AutoCAD Civil 3Dで作成した高速道路のBIMモデルを活用して、設計検討、施工シミュレーションなどを行っています。

カリフォルニア州に敷設されている全長約40万マイル(64万3700キロメートル)の道路のうち、5万マイル(8万470キロメートル)以上をカリフォルニア州交通局が管理しています。これらの道路インフラを戦略的、経済的、かつサステイナブルに敷設、修理するには革新的な道路設計ソフトウェアが必要です。カリフォルニア州交通局は、州内の交通改善プロジェクトでAutoCAD Civil 3Dを使用し、タイムリーで高品質なインフラ計画、仕様、見積りを作成する予定です。カリフォルニア州交通局のCivil 3D導入決定は、ウィスコンシン州交通局、フロリダ州交通局、マサチューセッツ州高速道路局、アラスカ州交通局など、インフラストラクチャ分野にオートデスクのBIMソリューションを導入した主要交通当局に続くものです。

最新版のAutoCAD Civil 3D 2012に関する詳細は、ウェブサイト( http://www.autodesk.co.jp/civil3d )をご参照ください。


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