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NASCARの協力体制がさらに拡大【タカタ】
2014年5月7日
【ミシガン州・アーバンヒルズ】シートベルト、エアバッグ、チャイルドシートなどの自動車用安全システムを提供する専門メーカー、タカタ㈱(CEO:高田重久 本社:東京都港区、以下タカタ)とNASCAR(全米自動車競争協会)研究開発センターは、自動車安全に関する応用研究の協力体制を一層拡大することになりました。
ASCAR研究開発センターの研究チームおよび業界関係者は、これまでにも、ミシガン州アーバンヒルズにあるタカタのスレッド式最先端衝突試験設備を頻繁に利用してきました。NASCAR研究開発センターのトム・ギデオン衝突試験官は、「タカタのユニークな研究・試験施設によって、サーキット内で起こる複雑な事故に関する知識を深めてきました。研究施設内でこうした事故を体系的に解明できれば、ドライバーや車両を保護できる次世代安全システムの機能仕様に生かすことができます」とコメントしています。
ASCARによるこうした先駆者的研究は、世界中のモータースポーツ業界によるルール作りに影響をおよぼしており、またその成果は専門家による学術論文にも引用されています。タカタの高田重久CEOは、「タカタが保有している研究・試験設備をフル稼働することで、NASCARが求めている、サーキット場で起きている実環境データに基づいた試験や研究に対応しています。またこれらNASCAR研究開発センターとの共同研究事業で培った知識やノウハウは、自動車業界だけではなく、航空や宇宙産業など、さまざまな分野の安全システム提供にも活用しています」とコメントした。
NASCARについて
全米自動車競争協会(NASCAR)は、米国最大のモータースポーツ統括団体です。スプリントカップ・シリーズ、ネイションワイド・シリーズ、キャンピング・ワールド・トラック・シリーズの3つのナショナルシリーズ、4つの地区シリーズ、1つのグラスルーツ・シリーズおよび3つの国際シリーズで構成されています。米国スポーツカーレースのプレミアシリーズ『TUDOR ユナイテッド・スポーツカー選手権』は、国際モータースポーツ協会(IMSA)が運営しています。フロリダ州デイトナビーチに本部を置き、北米8都市に事務所を構えるNASCARは、米国内の30以上の州、カナダ、メキシコおよびヨーロッパで開催される 1200 以上のレースを統括しています。詳細については www.NASCAR.com、www.Facebook.com/NASCAR、Twitter : @NASCARをご参照ください。
※このリリースはTK HOLDINGS INC.が発表したリリースの日本語版です。
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