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発展型・低燃費型船底塗料「A-LF-Sea」が燃費改善性能を評価されアジアの代表的な海事関連式典で技術革新賞を受賞【日本ペイント】
2014年4月28日
日本ペイントグループで船舶用塗料事業を担う日本ペイントマリン㈱（本社：神戸市、社長：黒田芳明）が開発した低燃費型船底塗料A-LF-Sea（エーエルエフシー）が、2014年4月7日にシンガポールで開催されたSeatrade Asia Awards 2014※1においてTechnical Innovation Awardを受賞しましたので、お知らせします。
今回のSeatrade Asia Awardsは、12の賞の部門に世界各国の優れた48の海事関連企業・団体がノミネートされました。Technical Innovation Award部門はA-LF-Seaを含めた4社の製品が選考対象となり、A-LF-Seaがその船舶の燃費改善性能が高く評価され選定されました。
A-LF-Seaは、2007年に本格的に市場導入した低燃費型船底塗料LF-Sea（エルエフシー）の性能を向上させたものです。マグロの皮膚にヒントを得た生体模倣技術をベースに開発されたLF-Seaは、その中核となる特許技術「ウォータートラッピング機能」に最大の特長があり、LF-Seaを塗装した船舶は燃費が約4％改善することが実証されています。A-LF-Seaは最大10％の燃費改善効果実現を目指して、国土交通省より「船舶からのCO2削減技術開発支援事業」の補助対象事業として選定を受け、また日本海事協会の共同研究事業による支援を受け、㈱商船三井と日本ペイントグループ（日本ペイント㈱、日本ペイントマリン㈱）の共同事業として2009年秋から開発に取り組みました。2013年4月から市場導入し、これまでに150隻以上の船舶に採用されています。
※1 ロンドンに本部を置く海事メディアSeatrade Communications Ltd. が主催し、世界の海事産業の中から分野毎にアジアへの貢献が高い優れた企業・団体を選出して表彰する式典。今回で7回目の開催を迎えました。技術革新への貢献を表彰するTechnical Innovation Award部門や、環境保護への貢献を表彰するThe Enviroment Protection Award など12の表彰部門から構成され、表彰式には世界各国の海事関連企業・団体のトップが集います。
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