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自動車用に認定された高輝度LEDドライバICにより、自動車照明機器の複雑性とコストを軽減【マイクレル・セミコンダクタ ・ジャパン】

2011年7月27日

米アナログ、広帯域通信、イーサネットICソリューションの業界のリーダーである米国マイクレル・セミコンダクタ社の日本法人マイクレル・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(以下:マイクレル社、横浜市西区みなとみらい 代表取締役社長:山本一博)は、本日、AEC-Q100規格に適合したステップダウン型の高輝度LED(以下、HBLED)ドライバICのMAQ3203を発表した。このICは車載照明機器向けの大電流LEDドライバソリューションの複雑性とコストを軽減する。MAQ3203は現在、量産品の発注が可能で、価格は1000個ロットでの単価が$1.50から。

「LEDメーカーとLED照明機器設計者はどちらも、OEMがLEDの長所であるエネルギー効率の良さをフルに活かせるような、堅牢性と効率性のさらに高いソリューションを必要としており、LEDベースの照明の人気は上昇している。」と、アナログ部門シニアマーケティング部長のDoyle Slack氏は述べた。「MAQ3203ドライバICは、自動車LED照明に不可欠なコア機能を搭載することで、必要な追加部品数の少ない小型の一体型ソリューションを提供し、コスト効果が高く、外観が美しく信頼性の高いLEDモジュール設計を可能にしている。」

MAQ3203は、直列接続された複数のHBLEDを、4.5V~42Vの入力電圧から90%以上の効率と±5%の電流精度で駆動することができる。このデバイスは、ヒステリシス制御アーキテクチャとハイサイド電流検出方式によって、定電流でHBLEDを稼働するのに適したソリューションを提供している。MAQ3203の動作周波数は最大で1.5MHzまで調整でき、部品選択に柔軟性が生まれる。またEMIを軽減する周波数ディザリング・オプションも提供している。 他に、専用PWM調光端子、電源シャットダウン用イネーブル端子、過熱保護、減電圧ロックなどの機能が搭載されている。MAQ3203は外付けFETスイッチでありながら、外部位相補償は不要。MAQ3203はSOIC-8Lパッケージに収められている。

マイクレル・セミコンダクタについて

マイクレル社はグローバルな半導体サプライヤーとして、アナログ、イーサネット、広帯域通信に使用されるICソリューションを世界市場に提供している。同社製品には最先端のミクスドシグナル製品、アナログ製品、パワー半導体、高性能通信用スイッチ、クロック管理スイッチ、イーサーネット・スイッチおよびPHY製品がある。ユーザーにはエンタープライズ、民生、工業、モバイル、通信、自動車、コンピューター製品などの有力メーカーが含まれる。

本社と最先端のウエハ-製造設備は米国カリフォルニア州サンノゼにあり、米州、欧州、アジア全域に地域販売代理店とカスタマーサポートの拠点、先端テクノロジーのデザインセンターがある。さらにマイクレル社は世界に広範な流通販売網と代表事務所を保持している。詳しい情報はhttp://www.micrel.jp/から入手可能。

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