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メキシコの自動車用鋼管製造販売会社NPMが開所式を実施【新日鐵住金/日鉄住金鋼管】
2014年1月31日
新日鐵住金㈱の連結子会社である電縫溶接鋼管の製造販売会社、日鉄住金鋼管㈱の子会社で、メキシコにおける自動車用鋼管の製造販売会社「ニッポン・スチール&スミキン・パイプ・メキシコ(NIPPON STEEL & SUMIKIN PIPE MEXICO, S.A. DE C.V. )」(以下、NPM)は、2014年1月24日(金)、メキシコ合衆国グァナファト州シラオ市で開所式を行いました。式典には、NPMの出資者関係者、メキシコ政府関係者、需要家、サプライヤーなどメキシコ、アメリカそして日本から約170名のご臨席のもと行われました。
NPMは2012年に自動車の生産拠点として急速な成長が見込まれるメキシコ自動車産業の発展に貢献すべく設立しました。新日鐵住金グループの自動車用鋼管事業のグローバル展開において、NPMが初の中南米の拠点であり、世界で7カ国目、11か所目となりました。
式典で、新日鐵住金鋼管事業部長の川端廣己は、NPMが新日鐵住金グループの自動車用鋼管拠点に新たに加わったことに触れ、「新日鐵住金はこれから継続的に先進的な技術、製品と豊富な経験を提供することにより、鉄鋼製品を通じてメキシコとメキシコ自動車産業に関わるお客様に貢献していく所存です。」と挨拶しました。また、日鉄住金鋼管社長の中西廉平は、新日鐵住金グループが、従来、日本で培った高い技術と品質をもって、世界中で同じ高品質の商品を提供してきたことに触れ、「ここメキシコの地でも、お客様に、安心して、NPMの商品を使って頂けるよう、グループの総力を挙げ、日本をマザー工場として、最先端の技術・品質管理・製造ノウハウをNPMにも導入してまいります。新日鐵住金グループとして、メキシコの自動車産業発展に少しでも貢献できるよう、全力で取り組んでまいります。」と挨拶しました。
メキシコ自動車生産は北米、メキシコ及び南米への輸出基地として拡大しており、2013年は約300万台となりました。今後、日系、非日系共に自動車メーカーが更なる能力拡大を計画中であり、今後益々自動車用鋼材のニーズは高まることが予想されています。新日鐵住金グループは今後もこのニーズに着実に対応し、メキシコの自動車産業と経済の発展に貢献してまいります。
<NPMの概要>
・ 会社名 : NIPPON STEEL & SUMIKIN PIPE MEXICO, S.A. DE C.V.
・ 本社所在地 : メキシコ合衆国グァナファト州シラオ市
・ 代表者 : 河村 圭造
・ 設立 : 2012年6月
・ 資本金 : 23.6百万USD
・ 出資比率 :
日鉄住金鋼管55%
SPT&SCインベストメント25%(日鉄住金鋼管75%、住友商事25%出資)
メタルワン20%
・ 事業内容 : 自動車用機械構造用鋼管の製造・販売
・ 生産能力 : 2.4万トン/年
・ 主要設備 : 電縫鋼管造管機、冷牽設備、切断機など
・ 営業運転開始 : 2013年5月
・ 従業員数 : 80人(2013年11月末現在)
(お問い合わせ先)広報センター TEL : 03-6867-2135, 2977
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